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佐渡市の回答書(平成17年5月12日付け)には、まだまだ疑問点や不満がある。

この項では、搬出入路について絞って考えてみる。

(注 なお、回答書を参考にする場合、ここをクリック。



まず[3]である。

「市としては搬入出路となる市道の使用については公道であることから事前協議の段階で

は法的に制限することはできないと判断し」とある。

公道だから制限できない、という言い方が気にかかる。

市道の管理者としての市(当時は旧佐和田町)の責務を放棄しているような言い方ではな

いか。

ことは産廃の搬出入の問題である。

操業したならば未来永劫、休日を除いて毎日毎日何台もの産廃を山積みにした大型車が通

る計画である。

期間限定の一般の工事車両とはもちろん区別しなければならないし、生活道路として住民

が使用するのともまったく異質の問題である。

にもかかわらず、“公道”を理由に制限できないとの言い方には住民の生命を危険にさら

しても構わないと判断したとしか思えない。

ここは、現佐渡市長のみならず、当時の中川修町長にはっきりとうかがってみたいところ

である。



中川修町長(当時)は、平成16年1月30日、越前工務店との間で「生活環境保全協定書」

を結んでいる当事者である。

その協定書の(3)には、交通安全対策として「道路交通法、道路法等の関係法令の遵守を

関係者に徹底指導し」とある。

ところが回答書の[4]には、とんでもないことが書かれているのだ。

「事前協議書の『車道平均幅員5m』との記載については、事業者及び市の双方の誤認が

あり」という箇所である。

こんな簡単に済ませていいものだろうか。

真光寺の住民が計測したところ4メートル平均でしかない。

これは「道路交通法、道路法等の関係法令を遵守」するために「車道平均幅員5m」と故

意に“誤認”したと見られてもやむを得ないのではないか。

少なくとも住民は、その疑いを晴らせないでいるのだ。

なぜなら、その“誤認”のまま「当町は、生活環境の保全の見地から施設の設置について

何の異議もありません」と中川修町長(当時)が県に回答し、県はそのまま施設建設を許

可したという経緯があるからである。

ここを、どう対応するつもりなのか?

幅員4メートルの道路を車幅3メートル近い大型車が行き交う。その横を小学生は徒歩で、

中学生や高校生は自転車やバイクなどで通学するのである。

こんな危険な通学を子供たちに強いて「生活環境の保全の見地から施設の設置について何

の意義もありません」とはよくも言えたものである。

回答書では「遺憾なことと考えております」と言い、回答[3]にいたっては、「つき

ましては新ルートに当たる地域の皆さんにはそのルート建設について一層のご理解とご協

力をいただきたいと考えています」と、虫のよいことを言っている。

理解や協力を得たいのならば、まずは“誤認”の責任を明確にしなければならないのでは

ないか。



さらに、この新ルートについても、問題はある。

[3]では、どの地区かは特定していない。

しかし、[7]の導水管に対しての回答を読むと、それが明らかになっている。

「西二宮ルートに埋設されている導水管の土被りは0.6mであることから、新ルートの建設

に当たってはより安全性を高めるため事業者に導水管の保護措置を取るよう指導すること

としました」

まるで西二宮に新ルートの建設が決まったかのような書き方である。

この回答書は5月12日の日付になっているけれども、この段階で地権者の承諾を得ている

かのような印象を受ける。

しかし、今日現在でも地権者は承諾していないどころか、

土地の提供をかたくな拒絶していると聞く。

佐渡市による土地提供の要請のための接触もあったが、地権者は、「新ルート建設という方

向を前提にしては会うことはありません」と、きっぱり断ったという。

なぜ拒絶しているか。

新ルートに至る通称、久衛門坂周辺は、平成10年のいわゆる「8・4大水害」で地すべりを

おこしているのである。

地権者の実母が住まう家屋の敷地が、その時に崩落している。

そのような道路を産廃搬出入路にしようという計画に、地権者は怒り心頭の体で猛反対して

いるのだ。

にもかかわらず市は、いったい何を根拠に地権者の意思を無視するような回答を出したのか。

地権者がこの回答書を読めば行政の圧力を感じはしまいか。

だいいち新ルートは、佐渡市が建設するものではないはずである。

越前工務店が越前工務店の資金で道路を建設すると言っている。

つまり、いち民間企業の金儲けのために佐渡市は不動産業者まがいに土地の買収に関わる動

きをしていることになる。

佐渡市は「調整」と説明すると思われるが、住民から見れば“官民癒着”である。

要するに事前協議書に添付されたのは「真光寺ルート」だが、このルートが完全に行き詰まっ

たのだから、「新ルート」建設などということを考えるのではなく、事前協議の段階まで

戻るしかないのではないか。

佐渡市は、県の意見照会に対して「当市は、生活環境の保全の見地から施設の設置について異

議あり」と差し戻すのが筋ではないか。

仕切り直しである。

それがボタンのかけ違えを直す唯一で最善の方法ではないだろうか。
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2005.05.31 / Top↑
越前工務店が施設設置計画をいったんは断念した、との情報が各方面から聞こえてくる。

それは越前工務店の社長自らが真光寺地区の役員に語ったとされているからだ。

そのことは、すでに真光寺のある住民から情報が寄せられていて4月9日付けの「住民の

意思」に記してある。

以下、引用する。



西二宮が3年間反対したのに4年目に押し切られる格好で施設建設に同意したいきさつで、

私が聞いているのはこういうものです。

業者は思いのほか強い反対にあったので西二宮への施設建設をあきらめていた頃、西二宮

のある方から

「是非西二宮に工場を誘致して、活性化してもらいたい」と業者に声がかかったそうです。

それで業者はそういうことなら、と再度計画を西二宮に戻したのだそうです。



「ある方」というのは、誰かは、いまのところわかっていない。

それだけではない。

ある会合の席では、こんな情報が飛び出した。

「議員3名が行政に働きかけた」

議員の実名も上がっているが、ここでは明らかにしない。

いったん諦めたとされる計画が再浮上してきたのは、こうした裏側の妙な働きかけがあっ

たからだと推測される。

しかし、施設建設に「反対17」、「賛成3」という西二宮住民の意思にかかわらず、その

状況をひっくり返して再び越前工務店社長にやる気を起こさせるには「西二宮のある方の

働きかけ」と「議員3名」の“力”だけでは不足である。

そこには「建設は可能だ」という裏づけが必要だったはずである。

いわば“知恵”を授けられたと見るのが穏当のように思える。

その“知恵”とは?

事業計画概要から忽然と消えた「汚泥」と「廃油」に、その秘密が隠されている。



「新潟県産業廃棄物処理施設の設置及び維持管理に関する指導要綱の改正について(通知)」

という平成10年6月17日付けの文書がある。

その中の「立地等に関する基準(第6条関係)」の(3)には、こう書かれているのだ。

(3)「産業廃棄物処理施設の設置等が生活環境に及ぼす影響を考慮して立地等に関する基

準の一部を適用しないことができる」とは、次のとおりである。

ア 産業廃棄物処分業者が設置等を行う中間処理施設については、説明会の開催及び地域住

民等の承諾は、別表1の区分に従って、適用するものとする。



ここでは逆に別表1の「説明会の開催」「隣接地の所有者等の承諾」「地区の代表者の承諾」

「水利権者等の承諾」のすべてに必要とされる品目だけをあげてみる。

・汚泥の乾燥施設、汚泥の天日乾燥施設

・汚泥の焼却施設

・廃油の焼却施設

・廃プラスチック類その他の焼却施設

・有害物質を含む汚泥のコンクリート固型化施設

・水銀又はその化合物を含む汚泥のばい煙施設

・汚泥、廃酸又は廃アルカリに含まれるシアン化合物の分解施設

・廃PCB等、PCB汚染物又はPCB処理物の焼却施設

・PCB汚染物の洗浄施設

・産業廃棄物の焼却施設



以上の品目においては説明会はもちろんのこと、地域住民の承諾を必要としているのである。

これで越前工務店が提出した「事業計画概要」にはっきりと書かれていた「汚泥」が、忽然

と消えた謎がとける。

1年4ヶ月の空白の時期に「汚泥」を扱わなければ承諾を得る必要はない、という“知恵”を

誰かが授けたのではないか。そして、それはもちろん建設の実現の可能性を高めるに十分な

“知恵”である。

いったい、誰が、そのような“知恵”を授けたのか?

ここで「住民の同意はいらない」と言明して西二宮住民を「絶対反対」から「条件闘争」に導

いた県・環境センター長の言葉が大きくクローズアップされてくるのである。



じつは、県・環境センター(佐渡保健所)は、越前工務店が県に提出した平成15年月12月12日

付けの「事前協議書」以外には書類はない、と繰り返し言い続けてきた経緯がある。

もちろん、今回の佐渡市への申入書に対して、佐渡市がその回答書で「計画概要」という重要

書類をしぶしぶ出してきたが、県・環境センターでは、その書類もない、といまだに言い続け

ているのだ。

ここは重要なことなので詳しく説明しなればならない。

じつは旧佐和田町(現佐渡市)に平成15年10月8日付けの「事前協議書」が保管されていたの

である。

この書類には搬出入路として「西二宮ルート」が示されている。

すでに何度も説明してきたが、この「西二宮ルート」は住民と業者との話し合いの結果、使用

しないことで合意した。

だから「平成15年10月8日付けの事前協議書」は正式なものではない、との見解を佐渡市は示

してきたのである。

したがって県・環境センターにとって「西二宮ルート」の示されている不備な「10月8日付け

の事前協議書」は存在してはならない書類なのである。

だから「平成15年12月12日付けの事前協議書」以前の書類はない、と頑迷に言い張ってきたの

である。

ここまでは何とかツジツマを合わせて、うまく切り抜けてきたように見える。

しかし、ここにきて大きなが疑問がわいてきた。

じつは、平成15年10月22日、西二宮集落センターにおいて説明会が開かれているのである。

ここで初めて県・環境センターからSセンター長が出席したのである。

そして、問題の発言である。

県のS環境センター長が、こう言いきったのである。

「この中間処理施設の建設においては住民の同意は必要ありません」

疑問というよりも、疑惑が、ここに生じるのである。

S環境センター長は、いったい、どの書類を見て、「同意は必要ない」と判断して住民に説明し

たのか。

繰り返して言うが、県・環境センターは「平成15年12月12日以前の書類はない」と説明してきた。

それではいったい、どの書類を根拠に住民に対して業者に寄りそうような説明をしたのか。

まさか県・環境センターという産廃施設を所管する役所が「口頭で聞きました」では通らない。

そこを明らかにしないかぎりは、この県が出した「建設許可」も、手続き上、疑わしくなってく

るのは当然である。

その経緯をもう一度、西二宮の住民に対して説明する責任があるのではないか。



くどいようだが住民にとって非常に重要な問題なのだから繰り返し、県・環境センターに尋ねな

ければならない。

今回の佐渡市が回答書でしぶしぶ出してきた「平成13年11月12日付けの計画概要」は、県・環境

センターには存在しないのか?

そんなはずはなかろう。

計画の概要も知らずに、西二宮地区の説明会にのこのこと出てくること自体、おかしいではないか。

「汚泥を扱わないようにしろ」と、越前工務店に“指導”した上で、説明会に出席し、「同意はい

らない」と住民に引導を渡したのは、ほかならぬ県・環境センターなのではないのか。

この疑惑に対して県は事実はどうなのか、早急に説明する義務があるのではないか。

本当に「平成15年月12月12日付けの事前協議書」以外の書類はないのか?


2005.05.27 / Top↑
回答の2項で佐渡市は、旧佐和田町が産廃施設計画を承知した時期を訂正した。

それまでは平成14年5月としてきたが、平成13年11月12日に受領した計画概要資料

が存在することが判ったのだという。

(注 なお、回答書を参考にする場合、ここをクリック。

本来、この「越前工務店リサイクル処理施設設置計画概要」をもとに旧佐和田町は業

者に指導する立場にあった。

にもかかわらず回答書では、

「なお、この資料には旧佐和田町は受け取った経過の記述はなく、今の段階では具体

的な経過は不明ですが、計画を承知した時期について大変申し訳ありませんが訂正さ

せていただきます。」

と、ひどく無責任な釈明をしている。

これを額面通りに解釈するなら、旧佐和田町はよほどずさんな仕事をしていたこと

になる。

この書類の名称は「リサイクル施設」となっているけれども、実態は「産業廃棄物中

間処理施設」の建設計画であることはすぐにわかるはずである。

それを放置しておくこと自体、ことの重大性をまったく認識していない人間が公務に

ついていたことになる。民間企業ならば、その担当者一同、責任をとらねばならない

事態であるが、回答書にはそのような気配がまったく見られないのはどうしたことか。

ともあれ、この「計画概要」はたいへん重要な書類であることは間違いない。何より

越前工務店がこの施設で何をやりたかったのか、それがはっきりと記されているから

である。

じつは、この書類には「処理する廃棄物の種類・処理方法」という表があり、10項目

が並んでいる。

ところが、平成15年12月12日付けの正式とされる事前協議書には、この10項目から

2つの項目が消えている。

「汚泥」と「廃油」である。

なぜ消えたのか?

ここに「同意はいらない」と西二宮の住民に説明し、「絶対反対」だった住民を「条

件闘争」へと促した県・環境センター長の影が浮かんでくるのである。



県の指導要綱に照らし合わせると「汚泥」「廃油」を扱う場合、住民への説明、そし

て、地域代表の承認が絶対的に必要になる。

だからなのだろう、西二宮の住民が絶対反対の姿勢を崩していないにも関わらず、越

前工務店は「計画概要」を佐渡市に提出した前後2回にわたって西二宮住民に対して

承認を得るべく説明会を開いているのである。

第1回目は、提出前の平成13年10月15日。

第2回目が、翌平成14年2月3日に、それぞれ越前工務店主催の説明会が西二宮集落

センターにおいて実施されているのだ。

もちろん、西二宮住民は、この頃まで「そんなものできるわけない」と確信していた。

何より、採決をとっても圧倒的反対者多数だったのである。

それでも越前工務店は「要綱」通りに説明会を開催しなければならなかった。

そして、この説明会で越前工務店の社長は、こう発言している。

「汚泥は建設汚泥が主で、ドロドロのものを脱水・乾燥して肥料にする。廃油はオイ

ルや洗浄油を集めて、再度使用できる油にするもので、プラント機械を使用して油水

分離・再油化する。廃プラスチック類は発砲スチロール等のかさばる物を破砕して縮

減して搬出したり、さらにそれを油化したりする」(平成14年2月3日)

ある全国紙の記者とともに、施設を見学した際に、その記者がこうつぶやいたのを思

い出す。

「私もずいぶん中間処理施設というものを見てきたけれど、これは大きい。巨大です

ね。いったい、なにをするつもりなんでしょう?」

このひと言が、やけに記憶に残った。

その答えが、ようやく出てきた「計画概要」にあったのである。「石油再生のプラン

ト機械」を設置するために、越前工務店は巨大な施設が必要だったのである。



しかし、その「汚泥」と「廃油」が、処理する種類から忽然と消えた。

なぜか?

この2つを扱うために「住民への説明会、地域の代表の承諾」という縛りが、あった

からではないか。

説明会は、手続き通り2度開催した。

しかし、肝心の「承諾」が得られない。

2回目の説明会の最後に越前工務店の社長は、

「単に○か×かではなく条件付きとかそういったことで意見を頂ければ我々も対応し

やすい」

と述べたのは、圧倒的に「×」が多かったからである。



じつは、越前工務店は、この説明会を終えた後、「施設建設を諦めた」との証言が各

方面から伝えられ、地域住民の間ではそれが定説になっている。

実際、この「建設計画」は、この説明会が終了した平成14年2月3日からおよそ1年

半にわたって何の動きもなかった。

西二宮の住民のほとんどは、この計画はつぶれた、と思っていたのである。

ところが、平成15年6月、毎年恒例の「道普請」に西二宮住民が一同に集まって区長

から朝の挨拶とともに、作業の段取りの説明を受けたのだが、その時、区長が苦笑し

ながら、こう言ったのである。

「例の産廃施設、採決を取ってくれ、と言うてきたもんし、みなさん、お願いします」

「まだ諦めとらんのんか、しつこいな。何度やっても同じらっちゃ」

という声が上がったのは、最後の説明会からなんと1年4ヶ月も経っていたのだから、

当たり前である。

しかし、結果は意外なものだった。

17対3で反対者多数だったが、じつはそれまでの2度の採決では「賛成」はわずかに

「1人」だった。

しかし、今回は賛成が「3」に増えていたのである。

この事実の裏で「なにかが動いている、うごめいている」と直感的に感じた人が何人

かいたことだけ記しておく。

この空白の1年4ヶ月の間に、いったい、何が起きていたのか?

長くなりすぎているので、続きは次回書いていくことにする。
2005.05.26 / Top↑
まず、次のことを報告させていただきます。



昨日のおよそ1時間にわたる視察の最後、越前社長が自ら「広告問題」に触れ、

「たいへん、申し訳ないことをしました」と、率直に謝罪。

「最終的に目を通さなかった私が悪かったんです。NTTにはリサイクル施設だということ

でまかせたんですが…」

それを受けて住民側から

「企業イメージがすっかり落ちたな」と、イヤミを言われ、さらに、

「企業イメージどころか、最終処分場なんて広告を打たれて、この地域全体のイメージま

で損ないましたよ」と、駄目押し。

「訂正とお詫びの広告を出します」と越前社長は、確約しました。



今回の視察には、長嶋教授と共に真光寺、東山田、西二宮の各地区の地元住民、八幡地区

の方、そして、JA、土地改良区、市議会議員など多数の人が参加されました。

施設内では整地作業や屋外のガレキ置き場が造成されていて、完成が間近に迫っているこ

とが、はっきりとうかがえます。

巨大な体育館のような工場には、石膏ボード、タイヤの破砕する巨大な機械、さらに金属

を圧縮する大型の機械が備えられています。

すでに試運転され、破砕した石膏やタイヤ、さらに圧縮された金属の塊を実際に見ること

ができました。

「いずれも最新の機械ですね。それだけにたいへん高価なものだったでしょう」

とは長嶋教授の感想。



長嶋教授が、注目したのは、次の二点でした。

「問題は石綿。アスベストですが、どうするのですか?」

それに対して越前社長は、こう答えました。

「島内にはアスベストを扱える業者がいませんから、島外から専門の業者を頼むしかないん

です。うちも扱えませんし、扱いませんから」と説明。

「島内に業者がいないのは大きな問題ですね。これは佐渡市が早急に対応しないと危険です。

もしそのまま解体したり、運び込んだら、アスベストが飛散しますからね」

さらに、長嶋教授が注目したのは、ガレキの破砕音。

「破砕する際の音はどのくらいですか?」

「う~む、70フォンぐらいですか。ちょっといま詳しい資料がないもので…」

と、越前社長は、記憶を頼りにあいまいな説明。

「そうですか、かなり大きな音ですね」

後で長嶋教授が説明してくれたのですが、森に囲まれた静かな環境の中での70フォンの音

は、かなり遠くまで大きな音として響くだろう、との予測。

「時間制限を設ける必要がありますね。4時以降は作業をしないとか」というアドバイスを

受けました。



午後5時半頃から、西二宮集落センターにおいて、およそ1時間にわたって、長嶋教授との

質疑応答が行われました。

詳細については、ここではまだ書くことはできませんが、次の言葉が印象に残りました。

「5月12日の佐渡市からの回答書、これは住民の宝です」

こうした約束ごとが文書化され、残されることで、将来、起こる問題の解決にたいへん役に

立つというのです。

「本来、手続き上の不備が後から後から出てくるのですから、工事差し止めの要求を出して

もよいくらいなんです。しかし、佐渡市が後始末をきちっとやると言ってますから、とにか

く住民がひとつになって要求を出していくことです。それが大きな力になっていくのですから」

そして、もう一点。

「あの施設、いまの立地では最終処分場はできません」というのが長嶋教授の見解。

もちろん、越前社長も今回の見学で「最終処分はやりません」と明言しました。



さて、その越前社長について、ある集落の区長の感想。

「今日の社長は人が変わったみたいでしたね。前の説明会では偉そうな態度でしたけど、今

日はやけに優しかったね。行政に相当いわれているんでしょうな」



午後7時近くになって解散。

参加された方、ご苦労様でした。

そして、懇談会の場を快く提供して下さった西二宮の区長さん、ありがとうございました。

最後になりましたが、わざわざ御足労いただき、適切なアドバイスを下さった長嶋教授に、

心からお礼を申し上げます。ほんとうにありがとうございました。
2005.05.21 / Top↑
明日、5月20日(金)16時より、二宮・産廃中間処理施設の視察を行います。

越前工務店の社長が、直々に出迎えてくれるそうです。

時間に余裕のある方、ぜひ施設を自分の目で確かめてみてはいかがでしょうか。

そして、疑問点、不安な点などがありましたら、ぜひ質問し、説明を受けてみませんか。



なお、視察には鹿児島大学多島圏研究センターの長嶋俊介教授に同行していただきます。

瀬戸内海の豊島において長年にわたり業者が産業廃棄物を不法投棄していた事件がありましたが、長嶋教授はその摘発に関わる活動もされていました。

ちなみに長嶋教授は、旧佐和田町出身で、いまもお住まいがあります。

視察後は、長嶋教授とともに西二宮集落センターにて、懇談会を行う予定でおります。



集合場所は、二宮・産廃中間処理施設入口です。

もし場所がおわかりにならない方、こちらのアドレスに、ご連絡ください。



noumitaran@neptune.livedoor.com


2005.05.19 / Top↑

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