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いつもコメントをいただいているsyowさんから、メールをいただきました。

syowさんは、ずいぶん以前からゴミ問題に独自で取り組み、豊かな経験と知

識の持ち主です。

ゴミ問題の本質に触れる提言ですので、一般の方だけではなく、環境行政に

関わる方々にも、ぜひ、お読み下さって、感想をいただきたいと思います。



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ゴミ処理問題とは



問題が起きた時、常に当面策と抜本策が必要となります。

即、被害を止める当面策。再発防止の抜本策。

この二つを並行に、混同することなく進める必要があります。

今回の二宮地区産廃場問題の場合、よそでやってくれという当面策と、手続き

上の不備について及びゴミ問題はどうすべきか、という二つの再発防止抜本策

が入り混じって論じられているようです。



そこで、もう一事例の問題現象を挙げてご参考に供します。

我々、「「土の会・トキメキ佐渡」が推奨する、当面策の一つが生ゴミ堆肥化

であり、抜本策はゼロ・ウエイスト運動であります。

生ゴミ堆肥化活動

http://homepage2.nifty.com/sadogashima/yuukiall.htm

ゼロ・ウエイスト運動

http://homepage2.nifty.com/sadogashima/yukizero.htm



一般には、クリーンセンターで焼却されるゴミの1/5が生ゴミであり、最も

高熱を必要とする(重油、灯油を必要とする)といわれており、そのためダイ

オキシンを出さない施設には数十億から百億円という巨額の初期投資がかかり、

稼動費を含めると、キロ当たり100円から120円の処理費がかかるといわ

れております。

ただし、これには、出た灰をガラスに固形化する「灰溶融固形化」処理費は入

っていません。

ゼロ・ウエイスト・サイトでご案内のように世界の焼却炉の2/3は日本にあ

り、燃やさない、埋めないという「ゼロ・ウェイスト」の3大目標

 1-有害物質を排出しない

 2-大染しない

 3-資源をムダにしない

「ゼロ・ウェイスト」の重要なポイント4L

 1-Local 地域主義

 2-Low Cost 低コスト

 3-Low Inpact 低環境負荷

 4-Low Tec 最新の技術にたよらない

とは、逆方向へと向かっているのが、日本のゴミ施策です。

何故か?

それは最先端技術の導入というより、地域経済にはその方がプラスであり、補

助金導入が選挙の票獲得に繋がる、という補助金行政の仕組みがそうさせてい

るのです。

http://homepage2.nifty.com/sadogashima/ranking4.htm



そして、佐渡市の現状は「環境の島」を自称しながら、すべてを焼却処理し、

ガラス固形化し埋めています。

土の会は、ご案内のように3年半前から、生ゴミ堆肥化をゼロ・ウエイストの

原則に沿う技術で拡げてきました。

そして、全生ゴミの1/5、年間約1000トンをボランティア活動での堆肥

化に漕ぎつけましたが、しかし、それ以上には進まずにおります。

何故か?

ボランティアの手に余る費用を要する事業だからです。

市は、堆肥化によって環境保全、温暖化防止に貢献している(佐渡クリーンセ

ンターが、市が主催する「生ゴミ処理対策委員会」で認めています)経費削減

効果の半分でも堆肥化団体に支援するなら、更にこの運動は進展するでしょう。

では何故、市はそうしないのか? あるいは出来ないのか? 

まだまだ、市民がそれを了解しないだろう、と考えているからでしょうか。

土の会の堆肥化施設を視察に来られた団体、個人、数百人及び堆肥を差し上げ

た百人以上の方々は異口同音に「何故、これが行政で行われていないのか?」

と疑問を発するにもかかわらず。

無論、市民で構成される「生ゴミ処理対策委員会」でも全会一致にもかかわら

ず…。



これは、当面策としての堆肥化も、抜本策としてのゼロ・ウエイスト運動も進

まない一事例であります。

ゼロ・ウエイスト運動については、市長にも提言し、市長以下、担当の環境保

健課も堆肥化現場視察に訪れ、これからは、「これでなければ」と認めている

にもかかわらず、です。



すなわち、この原因は、問題の共有がされていない日本の行政と住民の関係が

ひき起こしたものではないでしょうか。

行政が行なう施策、施行は、すべて事後承諾。

お上のすることに間違いはない、で、住民が盲目的に任せて来た、ことに原因

があるのではないでしょうか。

その結果、二宮地区産廃場問題や生ゴミ堆肥化が進まない等の現象があるので

はないでしょうか。

以前、ここでも「個の風化」ということが言われましたが、まさに、日本製民

主主義はそれを来たしているのではないでしょうか。

無論、それは我々、有権者が選んで来た道でもあるのですが…。

この誤った日本製民主主義を認識した上での、「当面策」「抜本策」の実行が

望まれるゆえんです。



                               syow





                       e-mail  kameis@nifty.com

                   http://homepage1.nifty.com/kameis/

               http://homepage2.nifty.com/sadogashima/

         http://homepage2.nifty.com/sadogashima/yuukiall.htm

 http://www.freeml.com/ctrl/html/MLInfoForm/sadogashima@freeml.com

    http://www.freeml.com/ctrl/html/MLInfoForm/earth@freeml.com
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2006.04.23 / Top↑
山人さんというネームの方から、以下のような意見をちょうだいしました。



本来、不必要になった物質は、狭い陸地の自浄能力に頼るべきではないと思い

ませんか?

すぐさま海に流れ込み、その膨大な海水によって薄められる方が、危険は少な

いはず。

大地の浄化は河川によって、海に還される水のごとき、それを山の中に密かに

埋めて、知らず知らず飲料水として飲まされる人間。

ただの生物として、全滅を回避する摂理のような感覚からしても、都会や河口

に危険なものを置く方が、理にかなっています。

逃げ場所がなくては、いけません。

土建屋がどれだけ山に埋めていることか・・・

将来に渡って、海よりも狭くて小さな大陸の汚染濃度は高まっていくのです。

山に住む者としては、今回の件、多数住民の住む地域所業に腹の虫が納まりま

せん。





山人さんへ

越前工務店の社長が、4月10日、西二宮集落センターで行われた説明会で、こ

んなことを言ってました。

「南部の山はゴミだらけだ。平らになっているところには全部ゴミが埋まって

いる」

県環境センター、佐渡市のお役人10名がいる前での演説です。

「(越前工務店の中間処理)施設が潰れたら、この山もゴミだらけになる」

と、予測までしてくれました。

蛇の道は蛇といいますが、越前工務店の社長の発言だけに、かなり現実味があ

り、山人さんの「土建屋がどれだけ山に埋めていることか…」という悲しいつ

ぶやきを裏づけるような話でした。



山人さんの意見に、わたしも賛同します。

行政や業者が言うように安全なものならばゴミを大量に排出している都会に施

設を造ったほうがより効率的ですし、監視体制も整うはずです。

それなのに、なぜ、水源になっている山間地や監視できない僻地にゴミ処理、

処分場を造るのか…。

甚だしい矛盾です。

すべての命を育んでいる山の水の汚染はすべての生命の危機ととらえるならば、

山人さんのおっしゃるようにできるだけ下流に施設を建設すべきなのです。

ところが、ややっこしいのは多数決が基盤になっている民主主義というやっか

いなルールです。

多数が反対すれば、その論が通るのですから迷惑なる施設はどんどん少数の過

疎地へと向かう。

そこに「活性化」などという誰が儲けるのか、わかりきっているような甘言を

弄しながら、過疎地を標的にしてくる。

山を守っているという自負もすでに失われている無知なる民は「活性化のため」

との大義に騙されて山を売り払ってしまう構図です。



わたしは決して原理主義者ではありませんが、「江戸時代、ゴミというものは

一切なかった」という言葉に心が動きます。

「江戸時代の日本の都市は世界でもっとも美しかった」

などという言葉に出会うと、誇らしい気持ちにもなります。

といって、現代文明を否定してしまうこともできません。

ただし現代の技術をもってすれば、ゴミにならない素材で製品を作ることも可

能なはずなのです。

現代でもゴミのない社会を築くことは不可能ではないと、夢見ております。

そのためには国家の政策がゴミ政策の三流と言われる「リサイクル」を中心に

していることがネックになっているのですから、ここをたださなければならな

いのですが…。

この国民は山野を荒らして、平然としている自民党をいつまで支えるのでしょ

うか。
2006.04.21 / Top↑


「人が文化的な生活を営む上で、先進技術に裏打ちされた最終処分場は、環境

のために絶対必要な施設だと考えます」



という意見を昨日のコメントとしていただいた。



おそらく多くの人が、このような意見に支配され、日本全国に次々と処理施設

やら処分場が造られているに違いない。



現在において最先端技術でゴミを処理する施設として注目されているのが「溶

融」という技術である。

1300度から1800度という高熱でゴミを焼却することで猛毒であるダイオキシン

を減らすというものだ。

燃えた後の残りかす(スラグ)も5分の1程度に減るというから、ゴミ処理に

は夢のような技術と思われるが…。



この技術は佐渡にもすでに取り入れられている。

両津の「メルティングセンター佐渡」が、それである。



しかし、この最先端技術も、さまざまな問題点が指摘され、日本全国で住民に

よる反対運動が展開されている。

検索サイトで「溶融」、「問題」とキーワードを入れてみると各地で展開され

ている溶融炉導入に反対する人々の声や、研究成果が出てくる。



それをおおざっぱにまとめて言ってしまえば、こういうことだ。

ダイオキシンは激減するが、そのかわりに「ニトロアレン」という発ガン性物

質を多く排出する、というのだ。

さらに、残りかすであるスラグや空中に飛散している気体には有害な重金属が

含まれている。

維持管理費用がばか高い、などなど…。



佐渡に導入されている溶融炉に関して、メーカーは、自らのホームページで、

こう自負している。



「処理後の溶融スラグは安定した固体となり、路盤材、アスファルト骨材、ブ

ロックなどに再利用できるため、当社の「テルミット式両面灰溶融炉」は、ま

さに廃棄物で廃棄物を制する画期的な資源回収装置です」



ところが、佐渡市では、この2月に、こんな公募を出している。



「佐渡市灰溶融固形化施設(メルティングセンター佐渡)は、竣工後5年を経過

しているが、水冷し生成される溶融スラグはその形状及び硬度が無く、当初計

画していた舗装工事路盤材には、現在のところ使用できない状況である。」



として、新たな工事を行うために、業者を公募しているのである。



これが最先端としている技術の実態である。



しかも、この溶融炉という先端技術は、非常に高価なものである。

100億円もするプラントがあるほどである。

ゴミ処理メーカーにとって、大儲けできる仕事である。



メンテナンスも大変で、維持管理費は、ばく大な金額になる。



だいいち、高温を維持するために炉の温度を下げてはならないから、燃やし続

けなければならず、その費用は甚大である。

そして、燃やし続けるにはゴミを減らしてはならない。

どんどんゴミを出して下さい、というのが、この最先端の技術とされるものの

特徴である。



このバカバカしい大矛盾に気がつかねばならない。



すでに佐渡で、この矛盾に陥っている。



佐渡には一般廃棄物処理場が3ヶ所ある。

佐和田にある佐渡クリーンセンター、両津クリーンセンター、そして小木の南

佐渡クリーンセンターである。



しかし、ゴミの全体量が減っているために南佐渡クリーンセンターを廃止して

はどうか、という意見が市議会議員から出されているのだ。

ゴミの量が減っているというのは喜ばしいことだが、問題は他にある。



たとえば、佐渡クリーンセンターでは24時間操業が謳い文句だったが、それは、

800度以上の高温でゴミを焼却しつづけることでダイオキシンを燃焼させてしま

うという技術である。

ところが、ゴミの量が減っているために週に2日、炉を停止している。

停止するから当然温度が下がり、ダイオキシンが排出されてしまう。

黒い煙が煙突から出ている時、ダイオキシンが佐和田の町に降りそそいでいるこ

とになる。



こうした事実を知った上でゴミ問題を考えなければならないのではないか。

しかも、造るだけ造っておいて、ゴミの量が減ったから廃止すべきだというのは、

あまりにも無計画である。



施設を造る前に、ゴミを減らす政策を打ち出しておかないから、こういう無駄な

結果を招くのだ。



最先端の技術といわれるものを過信してはならない。
2006.04.17 / Top↑
完璧な技術はない、と言われている。

完璧ではないから必ず新しい問題が起きる。

その問題をまた最新の技術で解決する。

しかし、その最新技術も完璧ではないから、時間が経てばまた問題が出てくる。

「いたちごっこ」である。

その「ごっこ」につき合うことになる無知なる市民が被害をこうむることは、

チェルノブイリ原発事故をあげるまでもなく、古今東西、共通している。



真野の最終処分場付近の井戸水から環境基準の4倍以上のダイオキシンが検出

された、という記事を「佐渡ヶ島ニュース」が紹介している。



平成15年3月竣工というから、まだ3年あまりである。

その「真野クリーンパーク」というカタカナ入りの名称は、ひどく意味をあい

まいにしているけれど、実態はダイオキシンという毒を地下に浸透させて市民

の生活を根底からゆるがす恐ろしい施設なのである。



ダイオキシンは言うまでもなく発ガン性の物質である。

最終処分場付近の2つ井戸の水を簡易水道用に取水しているというから深刻で

ある。

もちろん、米作農家にとっても、その影響はさらに深刻であるに違いない。

実際にダイオキシンの検出されない、あるいは基準以下であっても、風評は、

それを許さないからだ。

「佐渡の最終処分場から地下水にダイオキシンが浸透している」という事実が

ねじ曲がって

「佐渡の米は危ない」

となり、被害が佐渡全島に広がっていくことになりかねないのが風評被害の恐

ろしさである。

佐渡市は、早急に手を打たねばならない。



国や県、そして、多くの自治体は、施設を造れば「クリーン」になると考えて

いる。

しかし、それでは新たな問題が次々に出てくる「いたちごっこ」にはまり、市

民は高い負担を強いられ、儲けるのは廃棄物ビジネスの輩ということになる。

ゴミ問題の解決は、施設を造ることではなく、まずはゴミを作らせないことで

ある。

つまり、ゴミにならない素材で製品を作らせることである。

そして、ゴミにならない素材で包装させることである。

そこにクサビを打たないで施設を造り続けてもゴミは減らないどころか、増え

る一方である。

ゴミを減らすには、まず施設を造らせない、稼働させないこと。

これは、廃棄物問題を真剣に考えている人々の結論である。

その結果としてゴミのもとを作り出している企業にクサビを打つ方向に政策を

転換せざるをえなくなる。

とにかく、どんな技術も完璧ではない、ということを肝に銘じておかなければ、

子や孫の世代に顔向けできないとんでもない結果を招くだけである。




2006.04.16 / Top↑
「お調子者」といわれる人がいる。

ある状況になると、つい余計なことをしゃべって、止まらなくなる。

後になって「しまった」と後悔するのだろうけれど、いっこうに改まることが

ないのは、持って生まれた性分だからだろうか…。



越前工務店の社長も、かなりの「お調子者」と見た。

ある箇所のボタンを押されると、スイッチオン状態になり、ペラペラペラペラ

と喋りだす。

4月10日、西二宮集落センターで行われた佐渡市主催の説明会で、越前社長は

スイッチオン状態に入った。

県環境センターから2名、佐渡市からも8名の計10名のお歴々、いずれも唖然、

呆然、そして、苦虫をつぶしたような表情にも、本人、気づかずに喋りまくり。

その内容、吠えるがごときで、本人も喋りすぎたかと、反省しているだろうと

思われるから、ここに書き記すことは控える。

ただし、お断りしておかなければならないのは、決して西二宮地区と越前社長

が談合を重ねて、悪巧みしているのでは決してないということである。

「通行割合を決めて、それを守れるのんかさ?」

「同意書について越前さんは、どう思ってるのん?」

と、住民が日常的な口調の素朴な質問を投げかけたら、生来の「お調子者」の

気質が出たのか、スイッチが入ったのである。



おそらく市の行政側、協定書締結まであと一歩となったところで、またまた火

消しやらつじつま合わせに大わらわになっているだろう。

要するにボタンの掛け違ったままにしているから、いつまでも問題が次々と表

面に出てくるのである。

住民説明会をやれば、経過を知らない住民から素朴な質問が出て、話は振り出

しに戻っていく。

あっちを立てれば、こっちが立たずで、どうにもつじつまが合わなくなる。

「住民が理解するまでは操業しないように指導する」と高野市長は約束してく

れたけれど、住民が理解するまでは、まだまだ時間がかかりそう。

「当面4トン以下でやりたいと言っているけれど、この当面がずっと続けば越

前工務店の経営は、いつまで持ちますか?」

「そんなに持たないな。1年? う~む、どうだろ…」

と答えて、越前社長は、笑った。



この施設、本当に必要なのだろうか…。
2006.04.15 / Top↑

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