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麻生総理の景気対策を見て、あまりにもアホらしくて久しぶりに川柳をひねる気になった。



まずは2兆円の給付金、1世帯4人で6万円ぐらいだという。



わたしの息子は、こう言った。



「いいじゃん、そんなにくれるんなら」



「アホか、たった6万で魂を売るか」



「え、毎月6万円くれるんじゃないの?」



「…」





3年後には消費税をアップするとも麻生総理は言った。

おそらく、10%になるだろう。

月10万円の支出なら1万円の消費税だ。

つまり、半年で取り返し、1年後には倍を分捕る目論見。



社民党の福島党首、ふだんは気のきいたコメントを出さないが、今回は冴えていた。



「天丼をごちそうになって喜んでいたら、しばらくして1万円の請求書がまわってくるようなもの」



高い天丼である。

しかも、6万円の給付金といったって、これ、もとは税金だから、自分たちのカネ。

それをもらって喜ぶとしたら、日本の政治風土、あまりにも未熟。

長年の愚民政策の成果と思うしかない。



しかも、これが100年に一度の暴風とまでいった経済対策というのだから、あまりにもお粗末。



そこで、一句。





  バラマキで 腹巻き買って しのぐ冬 (不景気対策)





これ、選考漏れ。

しかし、寒い冬を目前にしても、相変わらず灯油も安くならず、電気代はアップという状況。

6万円なんては北海道ならひと月分の灯油代。

ならばバラマキ給付金で腹巻きを買って、寒さをしのぐしかない、とそんな気分を詠んだもの。



(あのぉ~、言わんでもいいと思いますが、バラマキと腹巻き、かかっています。こういう小細工、審査委員長遠藤麻理さん好みなので、やむをえずひねるんですね)





さて、問題は高速道路の割り引きである。

土日祝日は、どこまで走ろうとも1000エン均一。

しかし、運送業のトラックは、対象からはずれるというのが、どうも釈然としない。

景気対策と言うならば、物価に直接影響する物流の主役、トラックを対象にすべきで、一般の車だけを対象にするというのは景気対策ではなく、ミエミエの選挙対策。



なによりおかしいのは公平性をむねとすべき行政なのに、佐渡には高速道路、ありゃしない。

景気対策の恩恵もなし。

というわけで、二句目は、そのまんま川柳。





  割り引きの 高速道路 ありません (島の民)





これも、思いっきり、ハズレ。

というわけで、大惨敗!



…と思いきや、今シーズンの原巨人のごとく“メイク・レジェンド”だ。





  お前もか 海越えトキに 涙する (過疎の悲しみ)





これがエンマリさんの目に留まり、な~んと、大賞受賞!



要するに遠藤麻理さんら、あちら側にいる方々はトキが本土にやってきたと大喜び。

が、せっかく苦労して放鳥までこぎつけた佐渡の人々にとっては、若い人が都会に憧れて行ってしまうように、トキもまた去っていくのか。

そうした佐渡の人々の気持ちに初めて気がついた、との審査委員長の選評。



わが子には世界に向かって自由に羽ばたいて欲しい、との思い。

その反面、そばにもいて欲しい。

そんな複雑で切ない気持ちを表現したかったのだが、エンマリさんにとっては新しい視点だったようだ。





さて、さて、大賞受賞ですよ、みなさん。

4度目です、どうしましょ?

ここはひとつ、景気対策、内需刺激のために派手にやりますか。



ところで、今回の大賞のご褒美は、なんだろう。

聴きのがしてしまいました。

ご存じの方、いらっしゃれば、教えて下さい。
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2008.10.31 / Top↑
昨日のブログ『それにつけても、男の間抜けさよ』を書きながら、ずいぶん昔のことを思い出していました。



じつはわたし、1980年に小朝さんが真打ちに昇進した時、池袋でお会いしたのでした。

この時の小朝さんはまさに飛ぶ鳥を落とす勢い。

先輩二つ目の方々36人ごぼう抜きの大出世なのですから。



ある雑誌の編集者が「その心境について小朝に聞いてこい」というのでノコノコと出かけていったわけです。



まずは、落語を聴きました。

池袋演芸場です。

なんだか、こきたい寄席だなという印象でしたが、「小朝がトリ」だというので満席状態でした。



その時、初めて小朝さんの落語に触れたわけです。

枕の小噺が、うまいのですね。

時事ネタをうまく取り入れて、笑いをとる。

いきなり観客を引きつけていくのです。

演目は失念しましたが、とにかく、その色気ある声色とともにすごい才能だなと感心していました。



小朝さんはわたしとほぼ同年代、当時、彼は24歳か、25歳の若さでした。

二人の弟子を引き連れ、中華料理屋に自らが案内に立ち、ご馳走になったことをを記憶しております。



人の気持ちをくみとることに長け、サービス精神も旺盛で、そのまま書けば記事になるだろうと思うほど頭が回転しているのがわかります。

しかし、その率直な物言いと、どこまでが冗談なのか、わからないしゃべり方に翻弄もされましたが…。



「談志師匠の噺を聞いて噺家になりたいと思った」



「どこに入っても落語ができると思って、たまたま春風亭柳朝師匠の弟子になりました」



「枕だけで高座をやってみたい」



なんてことを言うのですね。



おかげでいい記事が書けました。

その上、中華料理までご馳走になったのですから、そのお礼というわけではありませんが、小朝さんに、ある詩を紹介したいと、ふと思ったのです。



金子光晴の詩なのですが、女性をどのような視点から見るか。

そこにブレを感じた時、読み返してみたくなる詩として、わたしはつねにそばにおいてあります。



というのは、金子光晴という人ほど優しいまなざしで女性を見つめつづけた人はいませんし、大げさにいえば、その生涯を女性研究に費やしたといっても過言ではありません。

晩年には、「エロジジイ」とも呼ばれるほどでした。



しかし、これについては自らが、そう仕向けていたといわれています。

一切の権威を認めたがらなかった金子光晴は、自らを「エロジジイ」とすることで詩人としての権威を持たされることを拒絶したとみられているのです。



そんな自由人である金子光晴が、女性をどのように描いているのか。

ぜひ、いまの小朝さんに読んでいただきたいと思うのです。







    女への弁





   女のいふことばは、



  いかなることもゆるすべし。



  女のしでかしたあやまちに



  さまで心をさゆるなかれ。





  女のうそ、女のきまぐれ、放埒は



  女のきものの花どりのやうに



  それはみな、女のあやなれば、



  ほめはやしつつながむべきもの。





  盗むとも、欺くとも、咎めるな。



  ひと目をぬすんで、女たちが



  他の男としのびあふとも、妬んだり



  面子をふり廻したりすることなかれ。



  いついかなる場合にも寛容なれ。



  心ゆたかなれ。女こそは花の花。



  だが、愛のすべしらぬ偽りの女、



  その女だけは蔑め。それは女であつて女でないものだ。





一読した時、男ってのは大変だ、と思ったものです。

なにしろ小朝さんのように“金髪豚”とののしられようとも、「咎めるな」「妬むな」「面子をふり廻すな」「寛容なれ」「心ゆたかなれ」と叱咤するのですから。

わたしも時にはうっかり忘れてしまいますが、折りに触れ、これらの言葉が思い出し、戒めとしてきたのです。



ただ問題は、最後の二行の、どんでん返し。

この二行がなければ、ただの“男への戒めの詩”となるところですが、「愛のすべ」という謎を残すことによって、いつまでも離れてくれない詩となっているわけです。



この詩を題材にした噺を小朝さんの語りで聴いてみたいですね。


2008.10.30 / Top↑
泰葉の壊れ方、洒落にもならず、テレビは大喜び。

なにをおっしゃりたいのか、さっぱりわからないけれど、小朝の落語をレベルアップさせたのは自分であるとの自負があるご様子うかがえる。



こうした勘違い、よくみられることで、夫が出世したのは、私が陰ひなたとなって支えたからと夫の部下、その連れ合いを仕切る。

さらには取引先におねだりの、元防衛事務次官守屋某夫人のように、結果的には悪妻のきわみ。



たしかに、世界三大悪妻に数え上げられる妻を持ったソクラテスも大いに悩んだらしいが、だからこそ大哲学者になれたとも聞けば、ますます世に勘違い泰葉のごときが横行しかねない。



「躾のなっていない女は世間に放してはいけない」

とは、当ブログに書き込まれた一文、誤解を招きかねないけれど、半世紀も生きてくれば、その通りとうなずきたくもなる。



喧嘩しながら育つ男、仲良くするための方法を知らぬまに身に付け、おだてたり、すかしたり、ジョークでなごませ、自分のポジションを守る。



先輩がくれば無条件に頭を下げ、おもねるわけではないけれど、筋を通せば平和も得られ、挨拶の大切さ、身にしみて知る。



喧嘩で勝てぬと自覚すれば、絵画、音楽などに土俵を変え、それでも勝てぬとしれば、口達者の落語の芸を学んだり、あるいはマニアックな趣味の世界で自分のポジションを死守していく。



「この世界ならオレは一等賞」と、大の大人が妙なものを集めたりするのは、同じ土俵では勝てぬと知り抜いた結果のオンリーワン現象。



男の場合、親の躾がなくとも社会性、協調性を集団の中で痛みをともなって理解もする、が、蝶よ花よで育てられたご婦人、結婚すりゃ、旦那を尻に敷いて天下を取ったも同然と勘違い。



とわかっていながら、結婚する男の、間抜けさよ。



小朝師匠、世の恐妻家諸君、頑張ろう!
2008.10.29 / Top↑
9月25日、10羽のトキが佐渡の大空に放たれました。

しかし、2羽の行方が確認されません。

目撃情報がまったくないのです。



どこへ行ったのか?

生きているのか?



などと心配していましたら、今日になって日本海を越え、本土で目撃されていたというではありませんか。

それも佐渡から100キロも離れた新潟県胎内市というところだそうです。



トキは群れると聞いておりました。

しかし、一匹狼的なトキというのもいるのですね。

さながら「フーテンのトキさん」でしょうか。



群れることを嫌っているわけではないのかもしれませんが、ひとり海を越えて行くなんてのはロマンを感じますね。



それにしてもGPSを利用した小型発信機を10羽中6羽にしか装着していないのは、なぜなのでしょう。

それにリアルタイムで居場所が確認できないというのも、この最先端技術が進歩している今日、腑に落ちません。



ジャック・バウワーの大活躍する『24』を見ていると、だいたい発信機なんて外からは見えませんよ。

そんなもの見えたら、テロリストたちは裏をかいてきますからね。

ですから体に埋め込む式のとっても小さな発信機です。

一方のトキに装着していたのは丸見えでしたよ。

飛ぶのに負担にならないだろうか、と思うぐらいでした。



しかも『24』のは性能もすごいですよね。

これを埋め込まれたら、どこに隠れたって、居所を瞬時につき止められるんです。



ああいう装置をつけておけば、安心でしたのにね。

よっぽど高価なのでしょうか。

それとも、テレビドラマだから?



どこへ行こうとも、それは、トキの勝手ですが、ますます寒くなる折り、エサも少なくなりますよね。

せっかく造ったビオトープに戻ればいいのに、と思いますが、残念なことに、このビオトープには1羽のトキも姿を現していないと聞いていますが、本当でしょうか。



自然のことというのは、なかなか人間の思う通りにはいかないものだ、とあらためて思いますね。


2008.10.28 / Top↑
寒いですね。

稚内では初雪だそうですが、北海道のみなさん、いかがお過ごしでしょう。



灯油もガソリンも、ひところよりも少しは安くなっているようですが、まだまだ高い、ですよね。



今日、わたしは車に給油してきました。

佐渡ではレギュラーガソリン、1リットルが176円でした。

車がなければ生活できませんから、しようがなく入れていますけど、バカ高です。



その意味では広大な北海道も同じでしょうし、寒さのより厳しい大地ですから灯油がなければ生きてはいけないのでしょうね。



「円高で大変だ、大変だ」と大騒ぎしていますが、円高ならばガソリンも灯油も安くなるはずだと、待ち望んでいるのですが、そんな朗報はなかなか届きません。

そういう意味で“安心実現内閣”、もう少し続いて欲しかったですね。





それにしても「大変だ」と大騒ぎしているのは輸出で稼いでいる企業ですけど、円が安い時には、それなりに大きく儲けていたのでしょうから、ことさら大騒ぎされても困りますよね。



だいいち原材料を輸入して製品を輸出するというのが、わが国のやり方ですのに、輸入した原材料が安くなってよかった、よかった、という話はちっとも伝わってきません。



目と耳に届くのは損の話、その映像ばかりです。

1円高くなったら何百億円の損。

なんてことを聞かされれば、それはえらいことだと思いますよね。



だけど1円高くなったら輸入業者は何百億円の儲け。

という話はいっさい出てきません。

これではわたしらの気分も、あちらも萎縮するばかりです。



だいたい、自民公明の景気対策、ヘンです。

定額減税より、暫定税率の撤廃を先にやって欲しいですね。

北海道の人ならそう思うでしょう。

佐渡でも同じです。



2兆円もの定額減税なんて無理にやっても、先行きがこれだけ不安なんですから、消費なんかにはまわしません。

2兆円そっくりタンス預金です。



でも暫定税率をなくせば、まずはガソリンが安くなります。

庶民ってのはお調子者で、それ、出かけようと、車を出したがるんですよね。

ホテルのバーまでは行かないでしょうけれども、外出すればどうしたって財布のヒモもゆるみます。



そして、暫定税率がなくなれば物流コストが下がり、物価に直接反映しますから、庶民の財布はますますゆるむんですよ。



本気で景気対策をやるならば、ただちに暫定税率の撤廃をすべきですよね。

この際だから、自民でも公明でも、民主、共産でも、どこでもいいです。



はよ、やれ!



ということで、北海道のみなさん、元気だしましょうね。


2008.10.27 / Top↑

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