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気持ちの悪い世の中だ。

どちらかの方向に流れ始めたら、ザザザーッと音を立てて人々も流されていく。

踏みとどまることも、逆らうことも、検証することもなく、流れにからみとられている。



流れを操作している側のほくそ笑んでいる姿が見えるようだ。



「自民党に捜査は波及しない」



と語った政府高官が漆間官房副長官であることが明らかにされたけれど、先刻承知のマスコミは、漆間とは書けない、言えないルールがあるらしい。



そんなルールを守って、大衆操作の片棒をかつぐ。

アホクサ。



自分たちが政治的な大衆操作の最前線にいることの自覚もなし。



政府高官が漆間官房副長官とわかっていたなら、今回の西松建設がらみの事件、背後、いや端的にいえば黒幕が官僚組織とみるのが妥当。



田中派時代に権力の中枢にいて官僚操作術を会得し、複雑怪奇な日本の権力構造の裏も表も熟知している小沢一郎が政権を取ったら官僚組織はメタメタにされるとの恐れ、タイミングを見計らっての今回の逮捕劇。



そうしたことがわかっていながら、マスコミはいまだに検察やら役人からの情報を「関係者の証言」としてタレ流し。



関係者だの、政府筋だの、というのは、誰だ?

漆間がそうであるように、名前が出たとたんに、

「記憶がない」

という輩の証言は裏をきっちり取ってから記事にするのが常道だが、近ごろは、そのまま記事として流す。



大衆操作、世論操作する側からすれば、これほど楽なことはない。



かつて佐藤栄作が、総理辞任会見で、

「新聞はウソを書く。出ていってくれ」と凄んだ。



「よし、わかった、出ていこうじゃないか」

と、新聞記者は毅然と立ち上がった。



外務省機密漏洩事件の西山記者なんてのは、手段を選ばず、国家、国民のために記者生命を賭して情報を得て、沖縄返還の密約をすっぱ抜いた。

この記事が、ノーベル平和賞の佐藤栄作に、大きな傷をおわせることとなった。



まだ記者たちに気骨があったのだ。

しかし、いまや、記者といわれる人々、カルシウム不足、運動不足の、骨そそう症、ボロボロである。



まずは、官房副長官って役職についてしっかりと国民に知らせるべき。

ただの官房長官の補佐役だなんて思っていたら、とんでもない話。



たとえば、各省庁のトップである事務次官が月曜と木曜の週2回、集まって開かれる「事務次官会議」というものがある。

目的は火曜日と金曜日に開かれる閣議で決定される内容を事前に“調整”するため、とされる。



この会議を取り仕切るのは官房長官となっているけれど、官房長官は出席せず、代わって事務方の官房副長官が仕切るのが、通例。



つまり、すべての情報が官房副長官に集約、都合のいいもの、悪いものを取捨選択して閣議に上げていく仕組み。



要するに閣議決定される事柄は、すべて事務次官会議によって“調整”という名の実質的決定がなされ、これが“影の最高意思決定機関”と言われるゆえん。



その要職に警察庁長官まで務めた漆間がついているところが、ミソ。

従来、旧内務官僚系の厚生官僚や自治官僚が、ここのポストを占めていたが、麻生内閣で漆間が起用され、政治家らの警察情報を一手に吸い上げて、自民も民主も、すねに傷、叩けばホコリの出てくる政治家、戦々恐々。



麻生首相、答弁の際、妙な高笑いをするけれど、じつは、これ、

「お前達の弱みは握っておるぞ」との示唆、

官僚と手を組んで麻生内閣の生き残りをかけた陰湿な政略のように見えてくる。



そういえば、支持率がこんなに低いのに、解散権は自分にあると主張、誰のいうこともきかずに粘っているのは、今回の西松がらみの時期を見計らっていたからか。



そして、困ったことに、批判能力を失ったマスコミ、「小沢代表は辞任すべきか」なんてアンケート調査。

「半数以上が、やめるべきと回答」と、朝から報じる。



こうしてしたたかなる官僚組織だけはぬくぬくと生き抜く。



アホクサ…。
2009.03.11 / Top↑
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