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東京在住のある人から筆で書かれた年賀状をいただいた。





賀状



毎年のことだが、お遊びの一句が詠まれている。



そして、いつも妙な一言が添えてある。



今年は、これだった。

















「ブログ発見!」





あちゃ~。



別に隠していたわけではないけれど、悪戯を見つけられたような罰の悪い思い。



というより、なにも年賀状で書いてこなくて、このブログのコメント欄なり、メールボックスに「読んでるぞ」ぐらい表明してもよさそうなもの。





このH田くん、彼が20代の時、新宿のある酒場で知りあった。

たしか10歳下のはずだから、あらら、もうそのような年齢になっているのか…。



と、いまだに青年のようなH田くんのイメージが抜けないけれど、わが身をふり返れば、当たり前。



「姫×3の爺」なのだった。







このH田くんの家に遊びに行ったことがある。



その頃、彼はまだ独身だったが、やけにキレイ好きで、お宅に上がると、まるでオープンしたばかりの田舎風居酒屋さんのようだった。



「これはいいや、酒だ、酒」



と言ったら、北陸のある銘酒を出してきた。



まさに居酒屋の店主である。





すっかり居心地がよくなり、その日から、どのくらい世話になったのだろう。



「魚と客は3日で腐る」



そういう諺が、どこかの国にあったが、腐るぐらいたれこめていたのではなかったか。





ひとつだけ心残りがある。





彼には妙な趣味があって、何十年だったか、漬け込まれた梅干し1個を大事そうに見せてくれた。



1粒が、ナント、8000円(だったかな? ウン万円だったか?)もするらしい。





H田くんは、わたしの要望にはたいがい応えてくれる侠気(おとこぎ)というものもある男である、と思っていた。



ところが…。





「よし、オレが食ってやるから、よこせ」



と言ったら、彼は真剣な眼差しになってあわててしまい込んだのだ。





「ケチだな」とか、「そんなせこい男なのか、お前は」などと、侠気をあおってみたけれど、この梅干しだけはガンとして食わせてくれなかった。



侠気のない男であった。





あの梅干し、まだ保存しているのだろうか。



あるとすれば、あれから、「プラス7年」にはなるだろうから、さらにプレミアムがついているということか?



まろやかになった年代モノの梅干しというヤツを、パクリとやってみたいもんだなぁ…。



楽しみだ。
2009.01.05 / Top↑
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