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先だって孫娘(5歳)に絵本を読んでやった。

就寝前なので感情を移入して読み、興奮させてはならないから、穏やかにクールに読んだ。



読み終えた後、すぐに眠ってくれるとありがたい。

こちらは早く自分の本を読みにかかりたいのだけれど、

そこを見透かしたように、いろいろ話しかけてくる。



「それ、大人の本?」



「うん」



「字ばっかり?」



「うん」



「絵はないの?」



「うん」



「明日、芋掘りやるんだよ」



「そっか」



「いいでしょう」



「うん…。じゃ、早く寝ないとね」



「眠くない」



というような話が延々と続きそうだった。

こちらが根負けして先に眠りの底へ落ちるのではないかと思うほどある。

といって、まだ9時過ぎなのだが…。



一計を案じた。



「あのさ、眠るときって、鼻を閉じるんだっけ?」と訊いてみた。



「違うよ」



「じゃ、耳か」



「違うよ」と、語気が荒くなる。



「じゃ、どうするんだっけ?」



「目と口を閉じるんだよ」



「エッ、そうだったけ?」



「そうだよ、こうやってさ、目と口を閉じるの」



しばらく様子をながめていたら鼻息が一定の間隔で聞えてきた。

落ちたのである。



子供は、大人になにかを教えようとする時、とっても真面目になる。

すべてを忘れ、そのことだけに集中して教えてくれるのだ。

そのあたりを活用すると、いろいろと手を抜けることを、わたしは2人の子供を育てている間に知った。



子供が転ぶ。

痛い、と泣きながら訴える。

右の膝を打った。

たいしたことないな、と思ったら、わざと逆の左膝をなでてやる。

ついでに、「痛いの、痛いの、飛んでけ」とやる。



そうすると子供は大真面目な顔になって、

「そっちじゃないよ、ここだよ」と右膝をさして教えてくれる。



「そっか、そっか」と言って、今度は足先をなでてやる。



そうするとますます真剣になって、

「ここだよ、ここ」と、怒りはじめる。



このときにはすでに痛さを忘れ、完全に泣きやんでいるのだ。





親が賢すぎると子供は萎縮するけれど、親がおバカだと子供はしっかりするようである。



それをいま孫娘相手に遊びながらやっているのだ。



「爺がおバカだから、わたしがしっかりしなきゃいけない」



そう思ってくれたらありがたい。
2008.10.09 / Top↑
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