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 政治家の 世襲の多さに あきれ果て (後継者難の農民)





この句はかすりもせず…。



しかし、この政治家の世襲という問題は、たいへん気がかりである。



小泉元首相が引退を表明した。

構造改革を旗印に歴然とした格差社会を作りあげ、

「努力するものが認められるのがなぜ悪い」

とほざいた彼は、その後継に次男を指名するという。



北朝鮮と同じではないか。

なにが構造改革だ?

特権階級を温存するだけのことではないか。



この世襲議員と官僚出身議員が、日本権力の中枢にあるかぎり、小泉の構造改革なんてのはうそっぱちである。

強い者はより強くなるだけである。

弱い者は、ますます弱体化するだけである。



その象徴が世襲議員である。

息子だということだけで、努力もせずに、地盤と看板とカネを譲り受けて特権階級に属していく。

こんな社会がよいはずがない。





こうした特権階級が盤石化していくと、さまざまな問題発言が飛び出す。



たとえば…。



「日本は単一民族」



言ったのは、まだ発足して2日目の麻生内閣の国土交通大臣、中山成彬である。



これは、無知のせいではない。

彼は東大法学部から旧大蔵省に入省したキャリア組で、最高学府で学んだ教養の持ち主である。



この人は「南京虐殺はなかった」と言いきる『日本の前途と歴史教育を考える議員の会』の会長を務めているうえに、第二次小泉内閣では、文部科学大臣というポストに就いているのだ。



ちなみに、この会には「ボクチン、や~めた」の安倍晋三や中川昭一(財務大臣、金融大臣兼務)、さらには自殺した元農水大臣の松岡利勝らが深くかかわっているが、こうしたタカ派が、国を実質的に動かすポストについているのである。



したがって中山大臣の「日本は単一民族」とする発言は、失言などではなく、確信犯なのである。



問題発言に関しては人後に落ちない麻生新総理も、総務大臣時代の3年前に、こう言っている。



「一文化、一文明、一民族、一言語の国は日本のほかにはない」



親分子分共々事実誤認もはなはだしいけれど、仮にそうだったとしても、

「それがどうした?」と聞いてみたい。

そんなことが誇るべきものなのか?



中国の行っているチベットの同化政策については手厳しいけれど、自分たちがやってきたアイヌ民族への仕打ちをお忘れか。



単一民族をことさらに強弁する政治家が登場してきたら、警戒しなければならない。

民族主義の怖いところは、ヒットラーがそうであったように根拠もなく自分たちは優秀な民族であると潜在意識と感情面を刺激してくることである。

その結果として他の民族は劣等であり、抹殺すべきであるなどと主張し、実際、ナチスはユダヤ民族の根絶やしにかかった。



世襲議員という血筋と種馬牧場といってもいい官僚が結託した権力構造は、目に見えぬ身分制度を作り上げていく。

もちろん、民草の間に不満が充満し、鬱積していく。

そのハケ口を民族主義という言葉へと向かわせて、ガス抜きをはかるのだ。

そして、犠牲になるのは、いつの世も下々の民草なのである。



だから閉塞感を生み出している世襲議員を、これ以上、増やしてはならないのだ。
2008.09.26 / Top↑
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