上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
「空気が読めない人間」を若者たちは「KY」という符牒を使って蔑んでいるよ

うだ。

メディアも、それに乗じて安倍首相を「KY総理」と呼んでいる。

なるほど空気が読めないから、こんな事態になっているのか、と本気で感心し

ているわけではない。



安倍首相を弁護するつもりは毛頭ないけれど、「空気」なんか読まないでよろ

しい。

というより、読めなくてもいい。

「空気」ほどアテにならないものはないのだし、「空気」ほど無責任なものも

ない。



昭和16年の4度にわたる『御前会議』において日米開戦を決定したのは「軍部

の作りだしていた『空気』だった」という趣旨の評論を読んだことがある。



このときの近衛首相が「KY総理」だったら、どんなによかったか、と本気で考

える。

「空気」を読まずに軍部独走に歯止めをかけるべく天皇に「戦争ではなく外交

努力で難局を乗りきりますから、統帥権を盾にしている軍部をおさえてくださ

い」というようなことを上奏していたならば、あの悲惨な戦争は起こらなかっ

たに違いない。



「空気」によって戦争が始まり、「原爆」によって竹槍を捨て敗戦を認めざる

えなかった。

この戦争の責任の所在は?

勝者が敗者を裁いた東京裁判は論外としても、日本人による戦争の責任につい

ての論議はまったくされないまま。

これが「空気」の恐ろしさであり、戦後から現在にいたる官民あげての無責任

体制の始まりでもある。



さてさて、若者たちがなぜか「空気」を読みたがるけれど、そんなものより小

説の1冊でも読んだらどうだろ。

集団の中で異質であるという勇気こそ、よほど尊い。

みんながイジメているからオレも参加しなければいけない「空気」でイジメ側

につくなんてのは愚の骨頂。

給食費は払わんでもいいんだ、という「空気」が流れれば、すぐに同調するバ

カ親たち。

「空気」なんてのは、たいがい悪いほうに向かう。



それだけに安倍首相の「KY」ぶり、ついでに朝青龍の「KY」ぶりを、応援した

くなるんだな。

「空気」にタテついて日本がよくなり、相撲協会がよくなれば、御の字だ。
2007.09.04 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://noumitaran.blog109.fc2.com/tb.php/262-ae001672

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。