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女は子供を産む機械であり、装置である、とすれば、男は、なんだろ? と考えている。

男は人間扱いされているか?

そんなことはない。

戦争が起きれば兵士という兵器になり、平和時でも経済戦争の企業戦士という歯車の1個

にすぎない。

特攻、人間魚雷で男を玉砕と称して死地に追い込み、減った人口を増やすために、女には

産めよ、増やせよ、一億火の玉…、なんてことを9人兄弟姉妹の父、さらには6人兄弟姉

妹の母の世代では「健全な姿」とされたらしい。



「貧乏人は麦を食え」といったのは、柳沢厚生労働大臣の大先輩で大蔵官僚から政治家に

なり、総理大臣になった池田勇人。

フランス革命で「パンをよこせ」と叫ぶ民衆に、かのマリー・アントワネットは、ウソか

マコトか「パンがなければ御菓子を食べればいいのに」と言ったとされる。



いつの時代でも権力者にとって国民は民草であり、男であろうと女であろうと「モノ」に

すぎない。

だから政治屋の言う「人権だ、民主主義だ」なんて耳ざわりのよい幻想を信じていると、

とんでもないことになる。



近代国家とは「効率化」という意味である。

無駄なもの、弱いもの、金にならないもの、すべては、邪魔モノである。

2人以上子供を産まないのは不健全だという柳沢は、効率の悪い機械は邪魔モノに見えて

しようがないのだろう。

なにしろ小泉は、地方、弱者を切り捨てるように邪魔モノ排除を躊躇なく、露骨にやって

のけた。

強いモノはより強くなれる社会。

安倍は、その仕上げを「美しい国」という抽象的な言葉を使ってやろうとしているけれど、

人間の浅はかな知恵で無駄を排した社会など、美しいはずがない。
2007.02.08 / Top↑
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