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あうんの呼吸という言葉がある。

漢字では「阿吽の呼吸」と書き、あまりなじみがない。

もともと「阿吽」は仏教用語だけれど、日常に使う場合は「2人以上でひとつ

のことをするときに気持ちの一致する、微妙なタイミング」(辞林21)となる。

大事な一戦であるクロアチア戦で日本チームには、この「阿吽の呼吸」が見ら

れなかった。

シュートのタイミングなのにパスを出し、ボールが選手の背後に転がったりと

呼吸がまったく合っていなかった。

やはり歯車のどこかが狂っていたのだろう。



そのかわりといってはなんだが、こちら、筋金入りサポーターの側は微妙なタ

イミングの一致をみた。

前回6月13日のブログに『気持ちの切り替えは、お神酒と鯛だ!』と書いた。

書いただけである。

打ち合わせなどしていない。

奇楽庵はクロアチア戦にそなえて暗闇で黙々と釣り竿を振り回して真鯛を狙っ

ていたようである。

真鯛はなかったけれど、夜の10時にスズキの60数センチを揚げた。

なかなかの集中力であり、「こやつ、できるな、暗闇ザムライめ」と呼びたい

ところである。

わたしは、いまが旬の真鯛の塩焼きを用意した。

7匹の真鯛が200円である。

イワシよりも安い。

大きさ?

そんなことは気にしてはならない。

腐っても、小さくても、鯛は鯛である。

その結果がコレ(6月19日付け)で、まさに「阿吽の呼吸」というやつである。



ところで、“筋金入りのにわかサポーター”は、テレビの解説者が言うような

専門知識を仕入れても、絶対に口に出してはならない。

これは暗黙の了解事項として決まっている。

素人が専門家ぶるほど格好悪い行為はないと、ひそかにだけれども確信してい

るからだ。

したがってサッカーそのものよりも、周辺を楽しむことが筋金入りのにわかサ

ポーターの条件なのである。

その呼吸がわかれば、ツーといえばカーと答えるごとき阿と吽の関係になれ、

お神酒と鯛とスズキとサッカーを肴に楽しいひとときを過ごすことができる。

しかし、筋金入りのにわかサポーターもあなどれない。

試合開始のホイッスルが鳴る前に悪い予兆を感じとっていたのである。



「お、ようやく日本選手入ってきたな、グイ」

「ありゃ、キャプテンの宮本、顔色悪いぞ、顔面蒼白だわ、グイ」

「サムライブルーですからね、グイ」

「顔まで青くなってどうするんだ、グイ」

「蒼白ザムライっすね、グイ」



そういうわけでゼロ対ゼロのまま試合終了。

やはり、鯛のサイズをけちったのがいけなかったか、と本気で反省した。

そして、筋金入りサポーターも次のゲームに向けて、すでに戦いは始まったの

である。

狙いは2キロから3キロあたりの真鯛。

これを釣り揚げたら、日本はブラジルに絶対に勝つ。

と思いたい。
2006.06.19 / Top↑
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