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「気持ちを切り替えて」

この言葉、朝から何度耳にしたことか。

報道番組、ニュースを見るたびにアナウンサー、レポーター、コメンテーター、

解説者、一般素人までが口にする。

ワールドカップサッカー、日本対オーストラリア戦は、勝てる試合と誰もが踏

んでいたのだろう。

しかし、最後の数分でドンデン返しの大逆転負け。

相撲で言えば横綱ではなく、三役を狙う幕内上位力士あたりが新入幕力士に土

俵際で見事なうっちゃりで敗れたというところか。

相撲ならそんなことはよくあることで、どうってことのない話である。



ただ内容がよろしくない。

攻めに力がない。

パスに信頼感もない。

シュートだか、パスだか、のんびりしたロビングボールがゴールに入ってしま

っての1得点。

それを後生大事に守り切ろう、なんてのはサムライブルーと冠をつけるのもお

こがましい発想。

解説が相撲の「北の富士さん」なら、

「負けて当然でしょ」のひとことで斬って片づけてしまうだろう。

やはり、攻めて攻めて負ける方が、見ていて気分もよろしい。

負け方が悪いと、気持ちを切り替えることもできないものである。



昨夜、「筋金入りのサポーター」を自認する奇楽庵が試合の始まる直前にやっ

てきた。

この筋金入りとは、前記してあるけれど、ワールドカップがらみ以外のサッカー

は見ないという意味の筋金入りにわかサポーターであるから、サッカーのこと

はあまりよく知らない。

わたしも同様だから、話が合う。

ところが、奇楽庵は、前日飲みすぎたせいで元気がない。

開催国ドイツに合わせてビール持参である。

わたしはわたしで、イタリア産の安ワインをやっていた。

やはり、日本が戦う日には、お神酒でなければならない。

つまみは、旬を迎えている鯛でなければならなかった。

この時点でサムライブルーに暗雲たれこめていたのかもしれない。

したがって静かな観戦である。

ただ時々、「ウッ!」、「アッ!」、「ヤバッ!」といううめきが出るだけで

ある。

そして、試合が終わった。

面白くない気分でいると、奇楽庵が、帰り際、ひと言。

「大丈夫ですって。ブラジルに勝ちますから」

すでに気持ちの切り替えを完了していたようである。

と、思っていたら、とんでもない。

ただただ二日酔いで具合が悪く、楽観的なコメントを残して帰って眠りたかっ

ただけであることがわかった。

気持ちなんか、ぜんぜん、切り替わっていなかったのである。

その証拠が、今日(6月13日)の、コレである。

気持ちなんか、そうそう簡単に切り替わるもんでもあるまいと、あらためて実

感。

お神酒と鯛でなければ、切り替わらないと確信したのである。
2006.06.13 / Top↑
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