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大騒動に発展し、いまだにすっきりとした解決の糸口が見えないままの丸5年

が過ぎようとしている産廃施設問題。



「できてしまったものは仕方がない」とばかりに佐渡市と事業者は、年度内に

住民と協定を結んだ上で本格操業を開始したいようである。



しかし、その前にやるべきことがある。



今回の問題に関してはわからないことだらけであり、さまざまな疑惑が取りざ

たされいるのに真相はいまだ薮の中にある。

ここを解明しておかないかぎり、住民は納得して協定を結べるはずもない。



協定が締結されなければ事業者は強行突破の操業という形になり、

“住民 VS 事業者”という対立構図はより激しさを増すのは当然である。



佐渡市が、この1年半以上にわたって“調整”してきた結果、集落間をゴチャ

ゴチャに引っかき回した上に怨恨だけが残されるということになりかねない。



今回の一連の騒動で不思議なのは、真光寺を地盤とする金光英晴市議会議員の

動きである。

公の席には姿を見せず、どのような活動をしているのか、さっぱりわからない

のだ。



そればかりか、金光議員については産廃問題にからむ、いくつかの疑惑が3集

落の中で公然と噂されているのである。



そこで金光議員には、その疑惑について答えていただかなければならない。

この2月26日に開かれる真光寺地区の総会において、どなたか、金光議員に質

問して欲しいのである。

金光議員もそれに対して真相の解明に協力し、住民が少しでも納得できる形で

協定締結の席につけるようにしていただきたいのだ。



まず第一に金光議員が「真光寺ルート」を知ったのは、いつのことなのか、と

いう点である。



金光議員自身は、平成16年7月に佐渡市の主催で行われた真光寺地区の説明会

だったと言っているが、これは事実なのか?



そう疑われてもしようがないのは、その説明会よりも8ヶ月ほど前に開かれた

旧佐和田町の『平成15年12月議会議事録』にある。

これを読むと、そんなことはあり得ない、と判断せざるを得ない。



『議事録』では、西二宮を地盤とする本間武男議員が、中川修町長に産廃施設

問題における搬出入路に関して質問している。



まず本間武男議員は冒頭で、こう述べている。



「業者の方では樹木を伐採して整備、あるいは道路については工事がもう始ま

っているわけですが…、(中略) 

西二宮本線については、地滑り地帯でもあり、道路も非常に大型の荷物満載の

車に対しては非常に弱いというか、そういうこともありまして、上にある北線

道路を使用してほしいというのが住民の要望であります」



この質問の中に重大な疑惑があることに、当の質問者が気がついていないのが

ひどく残念である。



平成15年12月の時点では、県から施設建築の許可が下りる前なのである。

建築許可が県から下りたのは平成16年2月19日なのに、それより2ヶ月も前の

町議会の質疑で「樹木を伐採して整備」、「道路工事も始まっている」と言っ

ているのだ。



このことは項をあらためて書くことにするが、この時点で佐和田町は実質的に

産廃中間処理施設の建設を認めていたことになり、ここに大きな疑惑が生じる

原因のひとつになっていることだけは強調しておきたい。



話を戻す。

問題は金光議員が、「真光寺ルート」を知ったのは、いつなのか、ということ

である。



本間武男議員の質問に対して中川修町長は、次のように答弁している。



「西二宮集落の一番上のY様宅入口までは道路改良が進んでおります。その地

点から中間処理施設までの間、おおむね500メートルについては今のところ改良

の計画がありませんために、大型車の通行は不可能かと思われます。12月2日

に事業を施工する業者から、当事業を施工する開発行為の事前協議を受けてお

ります。町では都市計画法第32条第1項に添って、国仲北線からの進入も含め

た協議を進めているところであります」



中川修町長の口からはっきりと「国仲北線からの進入」という言葉が出ている

し、続いて答弁に立った建設課長も、次のように答えている。



「12月2日に開発の事前協議では、北線からの進入路としてきています」と明

言しているのだ。



このやりとりを聞いている金光議員は真光寺が産廃の搬出入ルートにはなって

いないと確信していたのだろうか。



真光寺住民の期待を担って議員に選ばれているのだから、少なくとも「北線進

入路ということは、どこの集落を通るのか。真光寺ではないのか」と確認する

必要があったのではないか。

それもしなかったというのであれば、明らかに職務怠慢である。

怠慢というのなら、まだ罪は軽い。

しかし、真光寺ルートを知っていて黙認していたとしたら、疑惑は深まるばか

りである。



本人は真光寺の総会で「最初から施設建設には反対だった」といって否定して

いるようだが、金光議員は間違いなく産廃施設建設の推進派である。

なぜなら、西二宮地区に産廃施設建設の話を最初に持ち込んだのは、金光議員

(当時佐和田町議会議員)であったという事実による。



反対している者が隣の集落の区長を訪ねて、「よろしく頼む」と頭を下げるは

ずはない。



このことは当時(平成13年度)の西二宮の区長が「金光議員が持ってきた話だ」

と、はっきり証言しているし、西二宮では誰もがそう確信している。



しかし、当の金光議員はまるで逆のことを平然と言うから話が複雑になる。



「当時の西二宮の区長から相談はあった。産廃処理施設の計画が持ち上がって

いるが協力して欲しいと言うんだ。ところが、その区長が3日後に西二宮の総

会で採決をとった時に反対に回ったというんだ。こっちに協力してくれと頼ん

でおいて、反対とはどういうことなんだ?」



と、わたしに説明して、最後に質問する。



こういう話し方をする人をわたしは数多く知っている。



質問を受けている人間が逆に質問攻めで返していき、結局、謎だけを残していく

というやり方である。



本来は「反対とはどういうことなんだ?」とわたしに質問するよりも先に西二宮

の区長に抗議すべきである。



「協力してくれと頼んでおいて、反対に回るとはどういうことなんだ」と怒るべ

き筋合いのことである。



しかし、それも行った形跡はない。



そこでわたしが金光議員の話を当時の西二宮区長に確認してみると、

「それは逆だ。金光議員が最初に持ってきた話だ。産廃施設建設なんてオレが推

進するわけがない」

と言うのである。



なぜ、こんなに話が食い違うのか。

推進派ではないことを示したいためなのか?



疑惑は、それにとどまらない。

産廃施設建設の推進派の先兵として金光議員が西二宮地区にやってきたことによ

る“見返り”である。



この具体的な見返りについては越前工務店内部から情報が漏れ、真光寺を中心に

3集落にわたって公然と伝わっている。

ここでは触れないでおくが、傍証として越前工務店の社長の言葉をあげておく。



越前工務店社長は昨年12月、西二宮集落センターを訪れ、西二宮役員の前で金光

議員との関係について、こう証言しているのだ。



「金光議員とは、彼がI建設に勤めていたころからよく知っています。今回の問

題でもいろいろアドバイスを受けました」



この話の中で越前社長はアドバイスの中身にも触れているが、要するに金光議員

と越前工務店社長との関係が深いということだけを明らかにするだけにとどめて

おく。



その越前工務店社長が、産廃施設の建設操業を断念した時期があることは、これ

まで何度も触れた。

西二宮住民が圧倒的多数の反対票を投じて施設建設に絶対反対の固い意思を表明

し、同意を得られないことに業を煮やし、施設建設を断念したようである。



しかし、それがなぜ、再びやる気になったのか?

そのことは、当ブログの昨年12月16日付けの『虫のいい話 ~ 騙す側の論理』

で、次のように書いた。





 越前社長自らがある人物に語った話によると、断念していた越前社長のもとに

 3人の人物が訪ねてきたという。

 佐和田町の町政幹部と町議会の議員2名である。



 彼らは、こう言ったと、越前社長は、漏らしているのだ。



 「とにかくハコを作れ。道はこっちがなんとでもする」



 町政、町議会の力のある人間から、こう言われれば、やる気を起こすのも当然

 であろう。



 この強力なバックアップを得た越前工務店は、西二宮地区にはなんの説明もし

 ないまま平成15年9月19日に施設建設予定地の森林を伐採する「届出書」を佐

 和田町に提出した。

 その書類の「伐採跡地の用途」の欄には「産業廃棄物処理業の施設敷地」と明

 記されている。

 「ハコ」作りを開始したのである。





では、この町政に関わる3名とは、誰か?

8団体(真光寺、西二宮、山田高野、山田尾山の各集落、真光寺子供会、JA佐和

田、土地改良区、水と緑を守る会)による連絡会議の席上、確かな筋からの情報

として3人が実名で上げられたのである。

その中に金光議員も含まれているのだ。



こうした事実があるのかどうか、金光議員は公の場で答えるべきである。

「そんな事実はない」というのなら、それでもいい。

とにかく、公の席できっちり説明をしなければ真光寺住民が納得しない理由があ

るのだ。



その理由とは、“真光寺ルート密約説”である。



「道はこっちがなんとでもする」と、3人の人物が立ち会って約束したようであ

るが、その後の経緯を見ていくと、産廃の搬出入ルートは、北線進入路建設まで

じつに段取りよく運ばれていくのである。



その時、金光議員は「ルートは真光寺がもつ」と約束しているのではないのか?

それが“真光寺ルート密約説”である。



このことについても金光議員は2月26日に行われる真光寺地区総会で説明しなけ

ればなるまい。

なぜなら、金光議員が管理する神社の参道拡幅計画が、その“真光寺ルート密約

説”の根幹にあるからである。



これについても、昨年8月3日の当ブログで『熱い夏 ~ 急浮上! 参道拡幅

問題』
と題して詳細を述べている。



要するに県の中間山地事業によって参道を拡幅した場合、真光寺ルートは1軒の

民家の前を通ることなく、産廃施設に行けることになるのだ。



しかし、参道を拡幅することによって真光寺が産廃ルートにされるのではないか

と察知した真光寺子供会が「参道拡幅反対」の署名活動を開始した。

さらに、参道拡幅のために私有地の提供を求められた地権者が「参道を産廃ルー

トにしないと確約できるのなら判を押すが、そうでないのなら拡幅には反対する」

と固い意思を表明したのである。



こうした猛烈な反対行動によって参道拡幅事業は流れることになったが、金光議

員はギリギリまで地権者を説得するために何度訪ねたことか。

これによって参道経由のルートが実現不能になり“密約”も反故されることにな

ったが、ブログには、こういう証言も書き添えてある。



「西二宮が産廃の搬出入ルートを断った時点で金光議員が越前工務店に、ルート

は真光寺を使えばいい、と言っていたはずだ。その証拠に昨年(平成16年)6月、

参道拡幅事業の内容を変更している。参道から産廃施設に向かう大型車が通りや

すいような道筋に変えているんだ。誰が見ても、あの道は産廃ルートだよ」



真光寺に住む地元の人間が断言しているのである。



「参道拡幅事業の内容を変更」をなぜ行ったのか、それについてもぜひうかがっ

てみたいところである。



そして「参道経由の真光寺ルート」が流れたあたりから西二宮への風当たりが強

くなり、“西二宮メイン”という言葉が出てくるのだから、西二宮地区住民とし

てもその真相をぜひ知りたいものだ。



その結果、西二宮住民から怒りの声が上がっていることもつけ加えておく。



「なんで西二宮が金光議員の持ってきた話の尻ぬぐいをしなければならないんだ」



こうした声も踏まえて、住民が納得したうえで事業者と協定を結ぶためにも金光

議員は、こうした数々の疑惑について弁明していただきたいのである。



これは協定まで何としてでもこぎつけたい佐渡市の悲願でもあり、地元真光寺の

住民の願いでもあるはずである。
2006.02.24 / Top↑
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