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藤沢に住んでいた頃、江ノ島あたりを散策し、ついでに昼間からやっている屋台にもぐり込んでサザエの壷焼きやおでんを肴に酒を楽しんでいた。



15年ほど前の頃でもサザエの壷焼きは800円ほどだったのではあるまいか。

サザエ独特の苦味がクセになる味わいでチビチビとつつきながら生ビールをゴクゴク、安酒をクイクイとやったものだった。





ところが、佐渡へやってきて驚いたのは、そのサザエの安いこと。

なのにふんだんにとれるせいか、佐渡の人たちはなかなかサザエに手を出さない。





真夏の野方ガーデンでも、アワビもサザエも炭火で焼くが、



「サザエを焼いたら、焼いた者が責任を持って食えよ。自己責任だからな」



という鉄則ができるほど、サザエはあまりぎみになる。





しようがなく、



「こんなにあるんだから1個ぐらい食えな」



と、焼き係がそれぞれの前に半強制的に置く。







もっともアワビとサザエ、どちらかを選べ、と言った場合、



「オレはサザエだ」という人はいないだろう。



アワビの奥の深い滋味を一度知ったならば、やはり、アワビ党になるのは仕方がないけれど…。





そういえば網走では毛ガニを「面倒だから食わない」という人がけっこう多い。

殻をむくのが面倒だから「むいてもらえれば食べる」というのだ。

それよりも関節部からスポンと身の抜ける大きなタラバガニの方がいいというのだ。



これまたととんでもなくぜいたくな話である。









先日、娘夫婦がやってきた。



「これ、今朝とれたやつです」

と、ムコ殿が大きな発泡スチロール製のクーラーボックスを置いた。



開けて見ると、大きなサザエがどっさり入っている。

江ノ島あたりへ持っていって壷焼きにして売れば3~4万円も売り上げるだろうというほど入っている。



さっそく15個分を刺し身にしてみた。





   サザエ



























刺し身には目のないチビ姫1号が大喜びするだろうと思ったが、



「サザエは、いらない」というのだ。



「なんで?」



「アワビは好きなんだけど…」



「…」





むむ、すでに一人前の佐渡人になってしまっているのか。





しかし、佐渡に住みながらサザエが好きではないとはいうのはいかにももったいない。

必ず克服させてやろうとひそかに思っている。





今日は、とりあえずサザエご飯を作ってやろう。
2009.10.13 / Top↑
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