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3年前の2003年7月、相撲がらみの小泉純一郎について、こんな文章を書いた

ことがある。

『観戦する』というタイトルだったが、その一部、余談として書いたものだ。

わたしが小泉純一郎という男を信用できない理由は、ここにあるので、抜粋し

てみた。



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武蔵丸である。

やる気があるのか、ないのか、本人すらわからないまま土俵に上がっているの

ではないか、と思わせるのが、武蔵丸の個性である。

ある日、アナウンサーが解説者に、

「今場所の武蔵丸は、どうでしょうか?」

と、質問したことがある。

解説していたのは相撲協会の理事長だった9代目出羽海親方(その後、境川を

襲名、元横綱佐田の山)だが、しばらく考え込んでから、こう言ったのである。

「う~む、武蔵丸ですね。平常心を出しすぎていますね」

アナウンサーは、笑いもせずに、話題を変えた。

平常心を出しすぎると前理事長に言わせる武蔵丸って、もしかしたらすごい男

なのではないかと、本気で思ったものである。



忘れられない一番がある。

貴乃花がヒザに致命的なケガをした直後の優勝決定戦である。

相手は武蔵丸だった。

結果は、貴乃花がヒザの痛みを乗り越えて武蔵丸を土俵に転がして勝ち、優勝。

総理大臣になったばかりの小泉首相が総理大臣賞を手渡す際に

「感動した!」と絶賛した例の一番である。

腹が立った。

猛烈に腹が立った。

「感動もクソもあるもんか。武蔵丸の立場に立ってみろ!」

あんな一番に感動する総理なんてロクなもんじゃないと、すぐに「パフォーマ

ー小泉」を見抜き、日本の将来は暗いと、瞬間的に判断して酒をあおったこと

を覚えている。

おそらく武蔵丸は角界で一番気の優しい男ではないか。

この「平常心出しすぎ」の大男がヒザに致命傷を抱えた人気横綱に対して全力

でぶつかることができるはずがないではないか、と思ったのである。

イヤな一番だな、若貴兄弟対決以来の観たくもない勝負だと思い、私が貴乃花

なら、不戦敗の道を選ぶ、私が総理なら、不戦敗の道を選ばせる、などと愚に

もつかぬことを妄想しながら最後まで見届けてしまった。



話は変わるが、この小泉首相、その後、鹿児島県の知覧(少年兵が特攻隊とし

て死地に飛び立った飛行場)を訪れ、特攻記念館を見て回った際に涙を流した、

と報じられた。涙を流せば美談調になるが、冗談ではない。

「怒れ! 吠えろ!」

と言いたくなるではないか。

青年を無残に死なせた、時の権力者たちへの怒りを新たに「不戦の誓い」を述

べていただきたいところだが、「パフォーマー小泉」は、平然と涙を流すので

ある。

こうしたパフォーマンスに弱いのが大衆というものなのだろうか…。
2006.01.18 / Top↑
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