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○○さえなければいい奴なんだけどな、と本気で思うことがある。



その○○のなかの言葉は人それぞれだけれども、総じて○○によって人格が変わってしまうというケースが多い。



最近では「パソコンさえなければいい奴なんだけど」と思うような人物が意外に多いことを知った。



直接会っていればとても穏やかで物分かりのいい人なのに、インターネット上の匿名での書き込み、ブログなどの文章を読むと、これが同一人物か、と思うほど攻撃的に変身する。



車の運転席に座った瞬間から人格が変わるという人もいるけれど、「なくて七癖」という人間の不思議な一面をかいまみる思いだ。







昨日、「中川昭一氏死去」の報が流れた。



この方こそ「酒さえ飲まなければいい奴だったのに」と本気で思った。



政治的、思想的なポジションは別にしても、たいへんな勉強家で、政策にも長けていた。

相手を恫喝する目にも力があり、国際政治の中で活躍できる人だったのではないかと想像する。



将来、民主党に対抗する保守派のリーダーとしての存在感を示しつつあった。



が、酒が彼の人生を狂わせた。



といって、酒のせいにしてもいけない。

それはパソコンに触ると人格が変わる、という場合にパソコンがいけないのだ、と言っているようなもので、昭一氏の場合も、酒に逃げざるをえない何かを心の中に抱えていたということだろう。





昭一氏の父で「北海のヒグマ」と言われた中川一郎氏が亡くなった時、その死に至る原因について、さまざまな憶測が飛び交った。



いまでも他殺説を語る人物もいるほど、謎の多い死だったが、わたしは、当時、北海道広尾町の一郎氏の実家で、ある情報を耳にした。



亡くなられて10日ほどしか経っていない頃だったので、



「いまはなにも話すことはありませんよ」



と言われたものの、仏壇に線香をあげて手を合わせるために一郎氏の弟夫婦の住むお宅に上がった。



手打ちの蕎麦をごちそうになったことまで記憶している。



世間話程度にしか話を聞くことはできなかったけれど、その何気ない言葉の中に将来、昭一氏が酒に溺れざるえないような種子をかぎとった。



そのことについて、ここで詳しくは書けないが、彼の強気とも思える政治信条の背後には、ある弱い一面を覆い隠そうとする無意識の力が働いていたからではないのか、との思いを強くした。



東大法学部卒、日本興業銀行、二世議員、政界のエリートと、たいへん恵まれた人生を歩んでいるように見えたけれど、

「酒さえ飲まなければ…」と周囲が簡単に言うことも、本人は簡単に割り切ることができなかったに違いない…。



「ごっくんはしていない」

と言った後の彼のイタズラっぽい表情が、いつまでも思い出される。





合掌
2009.10.05 / Top↑
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