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ついに越前工務店は“強行突破”を宣言した。

11月21日から操業を開始する、との文書を周辺3集落の区長に手渡したようで

ある。

これが11月14日のことだ。

このことについて新潟日報はいち早く情報をキャッチして11月16日付けの佐渡

版で次のような見出しで報じている。



●二宮地区の産廃処理施設問題 

●21日から操業開始



記事では、強行突破という言葉は使ってはいないけれど、事実上の強行突破で

ある。

なぜなら住民側との間で操業に関しての協定も結ばれていなければ、混乱の大

きな原因になっている廃棄物の搬出入ルート問題も解決していないのだ。

新潟日報の記事によると「佐渡市は同日、口頭で操業を自粛するよう求めた。」

となっている。

それに対して事業者がどう答えたのか、記事では触れていない。

しかし、記事の見出しが、『21日から操業開始』となっている以上、佐渡市の

口頭での自粛要請を事業者は無視したことになる。

問題は、無視された佐渡市が次にどう出るか、である。

そこに注目しなければならない。

住民側に立つならば、当然、黙って見過ごすのではなく何らかの態度を示さな

ければならないはずである。

何より高野市長は、繰り返し「住民の理解が得られるまでは操業しない」と明

言しているのである。

以前にも書いたが、高野市長は、市道および林道の管理者という絶大な権限を

手にしている。

したがって「産廃の搬出入路には適さない」との断を下せば、操業できないこ

とになる。

試しに、搬出入ルートとされるコースを検証してみるがいい。



★東山田ルートは、ほぼ全戸といっていい民家の目の前を通るコースである。

★真光寺ルートは、年少の子供たちの通学路となっている道幅4メートルしか

ない天王線を通るばかりではなく、産業廃棄物を運ぶには不適格な林道を通ら

なければならない。

★搬出入のメインコースと位置づけている西二宮ルートは、道端3メートルに

も満たない昔のままの“9尺道”で、いまだに舗装もされていない砂利道なの

だ。すでに越前工務店はこの砂利道でさまざまな資材や産廃を運び込んでいた

が、路肩はくずれ、個人の所有地まで侵している。

さらに、このすべての地域は地盤が極端に弱く、『地すべり地帯』に指定され

ているのである。

未来永劫、毎日のように産業廃棄物を積んだ重たいダンプが通行するには、ど

このルートを通ろうとも危険きわまりない行為なのだ。

住民がそうした不安を抱えているのを知っていながら、強行突破を許してしま

う行政とは、いったい何なのか。



そもそも、ことの発端は3年にわたって「反対」を表明してきた西二宮に対し

て新潟県環境センターの鈴木センター長(当時)が、

「この施設建設には住民の同意は必要ありません」

と明言したことから始まっている。

同意はいらないということは反対しても意味がないのか、と窮地に追い込まれ

た西二宮住民は、自らの集落を守るために条件を出しておかなければならない、

と越前工務店の間に交わしたのが、「北線進入路を最優先にすること」という

約束であった。

こうして県の強力なバックアップを得た越前工務店は、さっそく施設建設に向

け、書類を県に提出。

建設の申請を受けた新潟県知事が建設を許可するには、手続き上、関係市町村

の意見を聞かなければならない。

上記した道路事情を考えれば、佐渡市(当時は佐和田町)は県の意見照会に対

して「建設に異議あり」としなければならないところである。

しかし、当時の中川修町長は、ためらいもなく、

「なんの異議もありません」と回答したのである。

その結果、施設は着々と建設される一方で、なんの説明もなかった真光寺や山

田の住民が猛反発し、搬出入ルートをめぐっての大混乱が始まったのである。

この「なんの意義もありません」と回答した中川修町長(当時)の責任は重大

であることは言うまでもない。

その責任を痛切に感じたからこそ、合併後の首長である高野市長は、

「住民の理解を得るまでは操業させない」

と、約束したのではなかったか。

にもかかわらず、見切り発車を許してしまうとは、いったいどういうことか。

市長として責任問題を厳しく追及されねばならない事態ではないのか。
2005.11.17 / Top↑
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