上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
おさな子は、その日の出来事を取捨選択もせず、思いついたまま順不同に母親に報告する。

話すことで心に安定をもたらし、聞く側も、子の成長を実感しながら安心感を得る。

恋人同士、その蜜月の時代。

他人が聞けばバカバカしいような些事瑣末まで報告しあっている。

しかし、それが相手の心にどっしりとした安心を与えるのは言うまでもない。

この報告という手続きが、人間関係を大事にする上では欠かせないものである。



だから、人を不安に陥れるのは、簡単である。

情報を遮断すればいい。

報告を一切、しなければいい。

家族であれ、友人同士であれ、恋人同士であれ、情報を遮断された側は、たちまち不安になって、相手に対しての疑心を生み出し、ありもしない暗鬼を作りだす。

これを意識的にやったとしたら悪意に満ちた関係といえるし、無意識だとしたら、その関係性はすでに崩壊しているといっていい。



産廃問題では、なにひとつ情報が流れてこなくなった。

「住民の理解を得るまでは操業しない」

と約束した佐渡市の高野市長が、いま何を考え、どう動いているのか、住民にはなんの報告もなければ、見通しも示されない。

情報遮断の状況におかれた人々は、当然、不安に駆られている。

誠意とは何か、などと口幅ったいことは言いたくはない。

しかし、報告や見通しを示してくれないかぎり、「住民の理解」を得られるはずもない。

アスベストの問題しかりである。

議員からの要求でしぶしぶ情報を出してくる。

市民のためには決して動こうとしない行政は、保身という術だけで増殖してきた。

いまの佐渡は、疑心暗鬼の“鬼ケ島”である。
2005.10.02 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://noumitaran.blog109.fc2.com/tb.php/376-1b29542d

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。