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昨日、合同連絡協議会では、佐渡市へ再度、申し入れを行いました。

高野宏一郎市長は議会やタウン・ミーティングで「住民の理解を得るまでは操

業しないように指導する」と約束していますが、先の回答では住民の理解を得

るどころか、不信感が強まるばかりであることから、再度、申し入れを行うこ

とにしたのです。



午前8時20分、佐渡市役所に住民と関係団体の14名が、佐渡市役所に集合しま

した。

市長と、産廃施設問題を担当している大川環境保健課長は、中国への視察のた

めに不在でした。

代わって大竹助役が応対。

住民側から申し入れの主旨の説明がありました。

その中で、

「前回の回答書には、遺憾という言葉はあるけれども、その後の具体的な行動

が見られないのはなぜか。たとえば、業者が住民に配布した工事工程表には6

月20日で工事が終了し、工事車両は通行しないことになっているけれども、何

の説明もなく、いまだに大型車まで通行しています。先日の大雨で土砂崩れも

あり、道路の傷みも放置したままです。一時、工事の差し止めを指導していた

だきたい」

と、佐渡市の対応に不満を述べたのですが、それに対して大竹助役は、

「この手の問題は、感情的になりがちで、決して佐渡でおきていることが特殊

なこととは思っていません。労をいとわずに対処していきたい」

と答えたのですが、“感情的”という言葉に、かなりズレを感じずにはいませ

んでした。

すかさず住民側から、こう切り返されます。

「区長が、大型車で重機を運んでいるが、どういうことか、と担当の課長に電

話で抗議したら、直接業者に言ってくれ、と電話を一方的に切られた、という

んです」

この問題が“感情的”になりがち、という以前に、佐渡市は“住民感情”を理

解する必要があるのではないでしょうか。

血の通わない行政の対応が続くかぎり、市長の言う「住民の理解」は残念なが

ら得られることはないでしょう。

この問題は、入り口でつまづいているのです。

佐渡市(旧佐和田町)のずさんな手続きの実態が次から次と明るみに出ている

にもかかわらず、そこを“遺憾”だけで済ませて「前向きに考えていただきた

い」と住民や関係団体に要求してくるのですから、あまりにも虫がよすぎます。

とうわけで、次のような「申入書」を、大竹助役に手渡してきました。



なお、回答の様式については、文書によるものだけではなく、より多くの方に

情報が伝わりやすくするために、佐渡市のホームページ上の公開を口頭ながら

要望しておきました。





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                            平成17年7月8日

佐渡市長

高野宏一郎 様   

                  真光寺自治会  会 長  多田 達雄

                          副会長  近藤 俊二郎

                          副会長   山本 純真

                  山田高野自治会 会 長  稲葉 哲栄

                  山田尾山自治会 会 長  井上 一男

                  西二宮自治会  会 長   本間 武男

                  真光寺子供会  代 表  白藤 茂子

                  JA佐和田支店 担当理事 佐々木 典三

                  国仲西部土地改良区 理事長 伊藤 和仁

                  水と緑暮らしを守る会 代表 金山 教勇



             再 申 入 書



 市民の暮らしと佐渡市の発展のため、日夜のご尽力に心から敬意を表します。

 二宮地区に建設中の産廃中間処理施設について5月12日に私たちの申し入れ

につきまして回答いただきましたが、新たな問題点やまだ不明な点があり再度

申し入れいたしますので、7月20日までに誠意ある回答をお願いします。



1.  5月12日付の市の回答書では、運搬資材の搬入出によってもたらされた住

民の不安を解消するとともに、市道・林道の損傷箇所について市の責任におい

て業者を指導し、ならびに早期復旧することを約束しています。しかし道路損

傷については補修が遅れており、まだ復旧されていない箇所が多数あり、いま

だに不安は解消されていません。真光寺・山田地区の市道・林道の損傷箇所に

ついて別紙に添付しますので、補修し復旧する期日を示していただきたい(現

場の写真を添付)。



2. 事業者は周辺住民の理解の上に建設資材の搬入を行うとしていますが、5月

24日に事業者から工程表が各区長に出されただけで、その後説明・合意のない

まま工事は続行され、6月20日で工程表の日程は終了しているにも関わらず、無

断での大型を含む工事車両の運行が続いています。このことは事業者への不信

を増すものであり、到底納得いくものではありません。これまでも事業者との

約束はたびたび破られており、信頼関係が築かれなければならないこの時期に、

なおこのような形で工事が進められることは事業者の企業姿勢を示すものであ

り、より一層不安が増すばかりです。よって不安と混乱が解消するまでの間、

この産廃施設の建設工事の自主的な中止を事業者に指導していただきたい。



3. 山林維持管理の目的で作られた国仲林道北線は、頻繁な建設工事のダンプ

(大型に限らず)の走行に耐えられる施工ではないことは市も十分承知されて

いることと思います。昨年11月に補修した箇所も新たに損傷し、工事車両の走

行により既に傷み波打ち始めています。また今現在工事車両が毎日走行してい

ますが、両側から草木が覆い被さって道幅が狭くなり、地区住民の連絡・生活

道路としての使用も危険な状況です(現場の写真を添付)。

 5月12日付の市の回答では林道は公道であるとしていますが、林道は道交法

等の法令が適用されない、あくまでも林道であり、市は林道管理者としての責

任を放棄しています。業のために事前に搬入出路を申請した業者に制限を設け

るのは当然であり、同時に山林維持管理のため無償提供した地主に対し、承諾

行為を得ることも管理者の責務と考えます。あらためて市の見解を示していた

だきたい。



4. 真光寺、山田、西二宮では6月27日の大雨で、道路が土砂で通行止めになっ

たり、路肩が落ちたり地滑りを起こしたりしている箇所が複数あります。昨年

春からの大型車を含む工事車両の通行が災害を引き起こす原因のひとつと考え

られ、今後大雨が降った場合さらに被害が増大すると予想されます。よって申

入の項2と合わせて、この産廃施設の建設工事の中止を事業者に指導していただ

きたい。



5. ダム導水管について、回答書では『計算上及びこれまでの実績からも大型

車両の通行に耐えるものである』とあります。しかし山田では土被り180cmで

あったにも関わらず、水漏れが生じ、導水管がだ円に歪んで補修工事中破裂す

るという事故があり、これは昨年春からの施設建設工事に伴う大型車の無理な

通行が原因のひとつに考えられます。また複数導水管が埋設されている真光寺

や西二宮でも、昨年春以降、大型車を含む工事車両が通常をはるかに超えて頻

繁に走行しており、今後同様の事故が起こることが予想されます。市はダム導

水管管理者の判断に従うべきであると考えますが、それについて市の責任ある

回答を示していただきたい。



6. 平成13年11月12日に受領された「越前工務店リサイクル処理施設設置計画

概要」について、この6月議会の一般質問で大川環境保健課長は「上層部のファ

イルの中にあり、経緯は不明」と答弁していますが、この資料は事業者の事業

計画内容(産廃施設の規模、扱う品目、処理方法など)を知り判断する上で非

常に重要な書類です。この書類を当時佐和田町が受け取った経緯と扱いについ

て、調査した上で詳細を明らかにしていただきたい。

 この「事業計画概要」によると、処理品目に汚泥の脱水乾燥・油水分離再油

化などが含まれており、県がいうところの周辺住民などへの説明、合意が必要

だったことが明らかとなっています。要綱第3条ならびに第6条で規定した、周

辺住民等への説明、合意を怠った責任は重大です。市は事前協議書に記載され

た処理品目によって同意は不要としていますが、これは明らかに誤りであり、

佐和田町が事前協議書に意見を述べる期間もわずか10日間しかないことからも、

市がいう、法的瑕疵はないとする主張は認められません。あらためて市の見解

を求めます。

 同時に、平成14年5月にこの産廃施設の建設計画を承知したとしていますが、

この書類についても明らかにしていただきたい。

 また平成15年12月議会の一般質問に答え、佐和田町長は「平成15年10月22

日には保健所と町の主催で、産業廃棄物処理施設設置に対する行政的な手続き

に関する事項につきまして地区住民の方々に説明を行っております」と答弁し

ていますが、行政的な手続きに関する事項としての町主催の説明会開催の根拠

について明らかにしていただきたい。ならびに事業計画概要に基づく説明、合

意を要する周辺地区を、いつ、どのように佐和田町の意見を入れて決定したの

か明らかにしていただきたい。



7. 『平成15年10月8日付の書類で、搬入出路は西二宮を通るルートを承知し

ていたが、平成15年12月24日付の事前協議書では真光寺・北線ルートになっ

ていたもので、事業者が事前協議の時点で変更したもの』と回答し、事業者が

勝手にルート変更したとしていますが、この回答は私たちの納得いくものでは

ありません。

 私たちの調査によると、平成15年9月15日事業者は山田・真光寺山林伐採許

可を申請し、平成15年10月15日に佐和田町は伐採許可を出しています。また

平成15年12月2日事業者は町に対し開発事前協議を提出し、平成16年1月13日

に開発行為許可が下りています。

 この伐採や開発許可申請は施設建設地の土地だけでなく、林道北線から施設

にかかる道路も含まれた申請だったのではないでしょうか。私たちの指摘の通

りであれば「西二宮ルート」から「真光寺・北線ルート」への変更は、事業者

が勝手にしたものではなく、事業者と町が充分な打ち合わせの上画策したこと

になり、今までの説明や回答は虚偽であることになりますが、市はことの真相

を事実に基づいて明らかにしていただきたい。



8. 回答書では『事前協議書に示されたルートは、林道や市道の公道を使用す

るもの』としていますが、事前協議書に添付の搬入出路図面には林道から施設

までの道路が、「町道二宮幹線14号 車道部幅員6.0m」と記載されており、道

路管理者である旧佐和田町はこれを認め、意見書に『何の異議もありません』

と回答しています。しかし私たちの調査によれば、事前協議書の中の事業計画

概要の道路交通計画には、『北線から申請地までの道路を6mに拡幅する計画』

と記載され、市の言う総合的に検討した段階では「二宮幹線14号6.0m」は存

在していません。しかも事業者による開発行為申請時は多数の地主の所有であ

ることも判明しています。この地主から事業者への所有権の移転は平成16年9

月末から10月初旬にかけてであり、今日においても林道から施設に至る道路は

大半が私道ということになります。

 県の要綱第6条に明らかに違反することを旧佐和田町は承知しながら故意に

見逃していたことになりますが、このことについて市の見解を求めます。



9. 回答には『事業者による新たなルートの建設について検討を行っています。

つきましてはこのルートの建設について一層のご理解とご協力をいただきたい』

とありますが、西二宮の総会の決定を踏まえ、市・事業者の進捗状況を明らか

にしていただきたい。 



10. 6月21日の佐渡市議会の厚生常任委員会で佐渡市が配付した資料について、

搬入出路が真光寺・山田・西二宮にわたって示されている点について、事前協

議書の中の搬入出路の図面だけが差し換えられており、このルートは今まで私

たちに示されたことのないものです。これは市と事業者が私たちに何の報告も

相談もないまま、新たな搬入出路の資料を出したことになり、議会に混乱を招

くだけでなく、関係地区にも混乱と不信を増すものです。なぜこのような資料

が出されたのか、責任と経緯について明らかにしていただきたい。



11. 今年5月に配付されたNTTタウン&ハローページ(2005.5~2006.5)に、

事業者が建設中にも関わらず、この施設の広告を、『越前工務店リサイクルセ

ンター・産業廃棄物処理・最終処分場、真光寺1722-1』と掲載したことは、

関係地区の住民に大きな不安を与えるとともに住民を無視した許し難い行為で

す。この広告についての事業者の謝罪と訂正文(事業者の宣伝ではないもので、

真光寺・山田・西二宮地区を最終処分場にはしないと明記すること)を、早急

に島内の全戸に配付される印刷物で出されるよう、事業者を厳しく指導してい

ただきたい。



12. 次々と起こる事業者への不安や事業者・旧佐和田町の手続きの不備や調

査不足、法解釈の誤りなどによって、私たち周辺住民や関係団体は行政不信と

ともに長期にわたる不安と混乱の中にあり、憤りと苦しみはおさまることはあ

りません。

 市は、私たちの切なる願いである、「産廃施設の設置に関する意見の基準を

定める条例」の制定について、回答では『市が条例を定めることは適当でない

と考えている』と否定していますが、私たち周辺住民や関係団体にこのように

混乱や不安を惹起した責任は重大であり、二度とこのような混乱を起こさない

保障として、この条例の制定は必要であると考え、意見の基準を定める条例の

制定を強く求めます。あらためて市の心ある見解を求めます。





13. この産廃施設では一般廃棄物も扱うとしていますが、一般廃棄物につい

て過去5年間の全島の排出量、処理能力、処理方法の実態について示した資料

の提供を求めます。
2005.07.09 / Top↑
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