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平成15年10月10日の西二宮臨時総会は、結論の出ないまま「県の説明を受けてみようではないか」という提案が出されて終わった。

知識も経験もない者が意見を出し合って判断することのできない事態に追い込まれていることを知ったからだった。

もちろん、この行為が業者や行政に「説明会を開いて住民の理解を深めたと解釈される」ことも知っていた。

しかし、その一方で行政が住民の一方的な不利益になるようなことはしないのではないか、といった淡い期待もあったのだが…。



そこで開かれたのが10月22日の県の保健所センター長を招いての西二宮説明会だった。

この説明会によって住民が理解したことは、一点のみ。



「行政は住民の味方ではない」という事実である。



このことは、全国の産廃処理場建設に反対している住民のすべてが肝に銘じておかなければならない。





繰り返して言うが、この説明会での県の保健所(環境センター)のセンター長の



「産業廃棄物中間処理場建設には住民の同意は必要ありません」



という発言は行政に淡い期待を持っていた西二宮の住民たちにはっきりと引導を渡した瞬間だった。



こうなったら強行突破されるよりも条件を出して事業者と協定を結び、住民の不利益を最小限度にとどめようと考えたのは当然だったろう。



まるでワナに誘導されたようなものである。



県の説明会から10日後の11月1日、二宮産廃処理施設の事業者による説明会が開かれた。

この説明会で住民は、まず搬入ルートの確認を求めた。

いわゆる「西二宮ルート」は、絶対に容認できない条件のひとつだったからである。



西二宮の生活道路は大型ダンプがすれ違うこともままならない4メートルほどの道幅でしかない。



さらにいえば、もっとも山の手にある民家から施設建設予定地までのおよそ800メートルは長老達の言葉を借りれば「9尺みち」の砂利の敷かれた路である。

もちろん、大型車は通行できるものではなく、せいぜい2トン車までが通行できる道幅でしかない。



何より西二宮は国が認めた「地すべり地帯」なのである。



後から考えれば、このような道路を搬入ルートとして「事前協議書」に記載して提出する越前工務店のいい加減さを指摘すべきだったのだが、「事前協議書」が、どのような性質のものなのか、ほとんどの住民はわかっていなかった。



そして、重大なことは、この時点で10月8日付けの「事前協議書」が存在することを住民にはまったく知らされていなかったのだ。

事前の計画書および、協議書を住民に見せずに説明会を開くこと自体、お粗末きわまりない。



このことを全国の行政担当者が知ったならば、佐和田町役場(当時)は失笑の対象になるはずで、その責任は重大である。



そこを後になって指摘された佐渡市の佐和田支所(旧佐和田町役場)担当責任者は、

「あの書類は不備な点が多く、正式な事前協議書ではない」と釈明した。



そして、一昨日(平成17年4月2日)に行われた西二宮臨時役員会の席に佐和田支所の3課長が「西二宮新ルートのお願い」にやってきた。

この時も、平成15年10月8日付けの事前協議書の存在を指摘された佐和田支所の建設課長は、苦虫をつぶしたような表情で、こう言ったのである。



「これは、『水と緑を守る会』だかなんだか知らんが、連中が勝手に作っている話だ」

と言うのである。



このことは後に詳しく述べるが、行政の人間は自分たちの失態を絶対に認めようとはしないということだけ強調して、話をつぎに進めたい。

ただ、全国の産廃処理施設建設に反対している方々に言わせていただくが、行政への陳情や申し入れ、説明会においては、録音機材を使用して言質を取らねばならない。



さらに言えば、新聞、テレビといったマスコミ媒体の人間に同行してもらうことである。

行政がもっとも恐れるのは、マスコミという媒体に報じられ、情報が公になること。

そこに尽きるのである。



次回も、11月1日西二宮説明会の模様について書いていくことにする。


2005.04.04 / Top↑
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