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小説は一行目、映画では最初のシーン。

ここで緊迫感のないものは、おおよそ駄作である。

小説家も一行目に腐心し、映画製作者は、どのシーンを最初に持ってくるか、考えぬく。



相撲も同じではないか。

立ち合いに緊迫感のない相撲は、感動を与えぬ。

仕切りを重ねていくうちに、力のみなぎっていく力士の姿は美しい。

が、ダラダラと仕切り、立ち合いで「待った」をする力士には美しさのかけらもない。



そういう眼で見ていくと、朝青龍という人はじつに美しい。

時間いっぱいになって塩を取りに行くときの緊張感、緊迫感はただならぬ闘志にあふれていて、憎いほどである。

黒海も、いい。しだいに紅潮する顔面、力のこもった眼。

別格に、高見盛も、いる。

こうした力士は、やはり、人の心を動かすから、勝っても負けても、人気は高い。



もちろん、闘志を外に表さず、うちに秘めている力士もいるに違いない。

安芸乃島は、そういう相撲取りだったが、立ち合いは厳しかった。



立ち合いである。

そのために仕切りを大切にしなければならぬ。

そこに美しさを表現できる力士が、少なくなりすぎた。
















2005.03.25 / Top↑
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