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しばらくご無沙汰しているうちに、サッカーのワールドカップは始まるわ、相撲界が野球賭博問題で大騒ぎをしているわ、カン総理だからなのか、なにをカン違いして安定政権を築くチャンスを目前にしながら、なんで「消費税10%」などとおっしゃるのか…、と書きたいことが山ほどもあって、どこから手をつけていいのやら…。

まずはめでたくベスト16入りしたサッカー。
戦前のマスコミ、評論家諸氏、およびにわかサポーターの面々、岡田監督に対して、あの悪夢の4連敗に罵詈雑言、誹謗中傷の嵐。
が、本番が始まるや、岡田ジャパンの大活躍に、お得意の「手のひら返し」をやってのけた。
みっともない。

ついでに言えば、開催国南アフリカの治安の悪さについてマスコミはさんざん恐怖をあおっていたけれど、その後の報道がまったくないのは、どういうわけだろ?
あのあおり方からいえば、日本人の1人や2人、殺されていなきゃならないぐらいの印象をもったが、テレビ報道を見るかぎり、犠牲者はゼロだ。

それにしても、あのブルセラだか、ブブゼラの騒がしいこと。
アフリカとは関係のない国同士の戦いにまで、あの蚊と蠅と蜂が渾然一体となって頭のまわりを飛び回っているような不快な音を鳴らし続けるのは、犯罪に近い行為。
ついでのついでに言えば、ブブゼラを大量に作って、売りさばいているのは、アフリカから遠く離れた中国だという…。
だからどうした? という話だけど、騒音の元凶を世界中にばらまいているようで、文句のひとつもつけたくなるだけのこと。


さて、ややっこしいのは、大相撲の賭博問題。
佐渡横綱珍議委員会(以下、略して佐渡ヨコチン)には、どこからもコメントの要請はないけれど、黙ってはいられない。
博打は、人類が最古の昔からやってきたお遊び。
自分のカネで遊んでいるのだからいいではないか、と言ってしまえば、身も蓋もないか…。

要するに問題は、暴力団がらみにあるらしい。
資金源になっているからいけないのだという。
ならば暴力団を壊滅させればよい。
しかし、壊滅させる目的だったのかどうかは知らないけれど、暴力団対策法というザル法が、90年代から施行されてから暴力団をさらに極悪にした。
表看板を取り外して地下に潜行、振り込め詐欺やら弱い者からカネを奪うような「経済ヤクザ」がバッコしたのも、この暴対法の影響。
昔は、堂々と「おれたちはヤクザだ、文句あっか」とばかりに事務所には看板をかけ、一見して、それとわかる服装だった。
ところが、近頃はヤクザだと思っていたら刑事だったり、ただのオッサンだったりする一方で、サラリーマン然とした男、あるいは気のよさげなイケメン風がヤクザだったりするから、見分けがつきにくい。

壊滅させるならば、「入り」を制すればいい。
カネではなく、人だ。
暴力団に入る人間を作らないのが、もっとも有効な方法なのだが、社会が、そうなっていない。
学業成績の悪い者、それを落ちこぼれ、と称して蔑視。
それらの子供たち、社会から相手にされないから、結局は裏の社会への向かうのは、当然の流れ。

あるいは、差別。
就職もままならぬ者たち、昔は日雇いといった派遣労働、裏社会に通じる手配師が面倒をみるのは、いまもそうかわらない。
社会に差別があるかぎり、暴力団への人材が供給されつづけられるのは、当たり前の話だ。
だから「格差社会、なにが悪い」と放言したコイズミという男、ろくでもないと言っておかねばならぬ。

さらに言えば、刑務所から出所した人々。
これまた喜んで採用しようという企業もないし、俺が面倒をみようなどという奇特な人も少なくなっているから、結果的に刑務所でやさしくしてくれた「組の者」が面倒をみるという構図。
刑務所に入ったら更生するより、さらに悪くなるといわれているのだから、ここも改善していかねばならぬ。
と、あげていけばキリがないけれど、暴力団を育てているのは社会の側であることを認識すれば、今回の野球賭博問題、うすうす妙な話だと気がつく。

だいたい暴力団とかかわりのない者が相撲協会にいるとは思えない。
いるとすれば、貴乃花親方と、その人脈ぐらいか。
人脈、つまり貴乃花が理事選挙に出馬、その時に票を投じた者たちが、いわば暴力団とは無関係の位置にいる。
おそらく貴乃花の兄弟子だった大嶽親方も、同門の琴光喜も、一票いれたくちで、暴力団幹部とのかかわりをもっていなかったために、脅されて困ったあげくに相談したのが警察だったというごくまじめな態度。
この方々、もし仮に暴力団の幹部と知り合いであったならば、問題はあっという間に解決して、世間に知られることはなかった。
だいたい野球賭博を仲介していたといわれる元幕下力士というチンピラを抑え込むのは、力もいらない。
暴力団の幹部の「手を引け」との一声でおさまっていただろう。

相撲協会の守旧派、つまり、暴力団とズブズブの関係にある人々が貴乃花人脈を切って捨てて解決をはかろうとしたから、貴乃花親方は退職届を理事長代行に提出したのだろう。
なんとも皮肉で、情けない話だ。


さて、賭博はなぜいけないのか? と素朴な疑問を提出したい。
競馬、競輪、競艇、オートレース…。
国家がこれらのギャンブルを仕切るのは健全で、暴力団が胴元ならば悪徳となるのが、どうにも腑に落ちない。

報道機関は、暴力団の資金源になるからいけないのだ、という理屈を流しているけれど、ならば、その賭博を資金源にさせているのは、だれか? という話だ。
国家が法律で賭博を禁じているから、博打好きは裏社会に入り込んで、危ない賭けをやらざるをえないのだから、すべての賭けごとを合法にすれば暴力団の出番はなくなるのは、だれが考えても明らか。
要するに、暴力団の資金源を断つというのなら、それこそイギリスのブックメーカーのごとく、すべてのスポーツを賭けの対象として合法であると宣言すればよろしい。

ためしにブックメーカーを検索してみるといい。
今回のワールドカップの優勝国は当然、日本の野球だって賭けの対象になっているし、アメリカで大統領選挙がおこなわれるとなれば、それも賭けの対象とする。
カネを賭けるのだから、サッカーであれ、野球であれ、政治であれ、猛烈に勉強する。
カネを賭けるために勉強するから、応援にも熱が入る。
だから、日本のような「にわか」ではなく、本物の熱狂が生じるのだ。

暴力団の資金源になるから野球賭博はいけないのだ、というのならば、ぜひ、イギリスに学んで、賭けごとすべてを合法化していただきたい。
そうすれば、暴力団の資金源の一角をくずせるばかりか、琴光喜、大嶽親方に、なんの問題もないことがわかる。

この野球賭博にからむ相撲協会について、まだまだ書きたいことはあるけれど、長文になりすぎるので、ここらで止めておく。


2010.07.09 / Top↑
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